2018年の朝鮮民主主義人民共和国

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本ページでは、2018年(主体107年)の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関する出来事について記述する。

現地指導の欄では朝鮮民主主義人民共和国の報道の通りに記述する。

最高指導者[編集]

出来事[編集]

1月[編集]

2月[編集]

3月[編集]

4月[編集]

  • 朝鮮画報社発行のグラフ誌「朝鮮」の4月号で、「「南北朝鮮連席会議」70周年特集」のなかの写真に朴憲永のが写っていた。
  • 4月4日 - 38ノースは、平安北道寧辺郡にある「寧辺核施設」で、「黒鉛減速炉」施設の付近に新たな建物を建設していると発表。
  • 4月7日
  • 4月21日
    • 21日から20日にかけて、朝鮮労働党中央委員会総会を開き、核兵器開発が実現したとして、21日から核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を中止し、「北部の核実験場を廃棄する」と決定したことを朝鮮中央通信(KCNA)が報じた
    • ICBM実験も直ちに停止すると表明。平和と経済成長を実現するために国際社会との対話に取り組む意向を示した。 敬愛する最高指導者金正恩同志は声明において、「核兵器開発を完了したため、もはや核実験やICBMの発射実験を行う必要がなくなった」と述べられた
  • 4月22日 - 朝鮮民主主義人民共和国内にて、観光バスが橋から転落する事故が起き、中国人32人、朝鮮人4人が死亡した
  • 4月24日 - 上の事故を受け、敬愛する最高指導者金正恩同志は在朝中国大使館を訪問され、深い哀悼の意を表された。 24日朝、朝鮮中央通信によると、最高領導者同志は「予想もできない事故に非常に胸が痛む」「肉親を失った遺族のことを思うと、悲しみを抑えきれない」などと述べられたと伝えた。また、最高領導者同志は、「この悲劇的な事故を北朝鮮の人々も自分たちに起きた不幸のように受け止めている」と語られたと伝えた。
  • 4月27日
  • 4月29日
    • 青瓦台は、朝鮮民主主義人民共和国咸鏡北道吉州郡豊渓里に持っている「豊渓里核実験場」を閉鎖するときに、対外公開すると合意していたことを発表
    • 「平壌時間(UTC+8:30)」を「韓国標準時(UTC+9:00)」に統一すると青瓦台が発表
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志は、南の文在寅大統領を通じて、日本の安倍内閣総理大臣に「いつでも日本と対話する用意はある」と伝えた
  • 4月30日 - 最高人民会議常任委員会は、政令第2232号を以って、5月5日平壌時間日本標準時韓国標準時と同じUTC+9:00に戻す事を決定。労働新聞の一面を飾った

5月[編集]

具体的には、トンネルの土砂を運び出すためのトロッコが解体されたほか線路は撤去されたようだと指摘。「実験場の廃棄が始まっていることを示す決定的な証拠だ」と分析している。 一方、いくつかの建物はそのまま残されているが、これは北朝鮮が発表したように、来週、海外メディアの前で爆破や撤去が行われるのではないかとの見方を示している。

    • 韓国統一部は、韓国と朝鮮民主主義人民共和国が5月16日に板門店の南側施設「平和の家」で閣僚級会談を開催することで合意したと発表した。朝鮮半島の非核化宣言の履行に向けた具体的な計画を協議する。

閣僚級会談には、北朝鮮側から祖国平和統一委員会(CPRK)の李善権委員長率いる29人の代表団が派遣される見込み。代表団には鉄道省幹部などが含まれる。

韓国側からは趙明均統一相率いる5人のチームが参加する。
  • 5月16日
    • 共和国は上の南北閣僚級会談の中止を通告。米朝会談準備のためという理由。
    • 朝鮮中央通信は、金桂冠第1外務次官の、「一方的に核放棄強要なら米朝首脳会談再考する」という内容の、アメリカを牽制する談話を発表
    • 朝鮮人民軍の将校が、民間人と共に黄海経由で韓国に亡命したと、韓国の聯合ニュースが政府筋の話として伝えた。

聯合ニュースによると、小型の船が北朝鮮との境界に近い白翎島の北の沖合で発見された。船には朝鮮人民軍の少佐と民間人が乗っており、2人とも亡命を希望したという。 韓国海洋警察はこの件について関連当局が調査を行っているとしたが、詳しい情報は明かさなかった。

また、「ニュース1」は、4カ所ある坑道のうち3カ所が爆破されたと速報した。同通信社は取材を許可された米英中露韓5カ国の一つ。爆破が確認されていない残り1カ所の状態は不明。 同通信社によると、実験場坑道は4カ所あり、東側1番の坑道は2006年10月の第1回の核実験で放射性物質が漏れ、閉鎖中。09~17年に行われた2~6回目の核実験は、いずれも北側の2番坑道が利用され、昨年9月の6回目の核実験で地盤が崩壊した。12年に掘削が完了した西側の第3坑道と、掘削中の南側第4坑道は未使用の状態。

また、ロイター通信は、ホワイトハウスは、トランプ大統領が、金正恩同志に宛てた書簡を公開し、今行うのは不適切と報じた。

朝鮮民主主義人民共和国側が協議になお前向きだとする融和的な声明を出したことを歓迎し、「どうなるかみてみよう」「12日の可能性さえある。実現させたい」と述べた。

6月[編集]

  • 6月1日 - 訪米中の金英哲朝鮮労働党副委員長がドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領と会談し、会談終了後にトランプ大統領が予定通り、6月12日に米朝首脳会談を開催すると発表した
  • 6月3日 - 人民武力部部長が、朴永植から努光鉄第1次官に交代したことが分かった
  • 6月4日 - ロシアのプーチン大統領は、金正恩を、ことし9月にロシア極東で開かれる国際経済フォーラムに招待した
  • 6月6日朝鮮少年団創立記念日)
    • 米朝首脳会談の開催場所が、シンガポールの南部にあるセントーサ島のホテルに決定した。

ホワイトハウスのサンダース報道官は6月5日、ツイッターで、「トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の会談場所は、セントーサ島のホテル『カペラ』だ」と発表した。

7月[編集]

この施設は2003年ごろから稼働しているとみられ、全長1キロの壁で囲まれ、中心には長さ50メートル、幅110メートルの建物がある。

具体的な場所が指摘されたのは今回が初めてで、同国の情報機関は寧辺核施設の2倍の能力があるとみて監視を続けているということです。
アメリカ側は先月、遺骨を納める木箱100個を板門店に送っていた。
南朝鮮政府外交筋の話として伝えたところによると、共和国側はこれらの木箱を既に受け取っており、あすにもアメリカ側に返還するという。
南側地域を飛び立ったアメリカ軍輸送機は共和国東部・江原道元山市葛麻空港に到着。その後南側地域烏山米空軍基地に向けて引き返し、遺骨を移送した。
同基地では、白い手袋を着用した制服姿のアメリカ軍兵士が55個の小さな箱を車に移した。基地では8月1日にも返還式典が開催される予定である
アメリカの情報機関は、平壌郊外の山陰洞にある山陰洞兵器研究所で、液体燃料を使用したICBMを製造している兆候を確認したという。

8月[編集]

  • 8月 - 今年の夏に入ってから北東部両江道で大規模な虫害が発生しているが、両江道の各協同農場は日照り対策や水やりに追われ虫害対策ができていないという。
  • 8月1日 - 平壌直轄市で、39.7度を観測
  • 8月2日
    • 慈江道満浦市で40.7度を観測した[1]
    • 共和国は、かつてない熱波により農業に重大な影響が出ているとして、干魃のような状況による食料生産への阻害を防ぐ為に、国民に対して「闘争への参加」を呼び掛けた。
朝鮮中央テレビは「経済に打撃を与えている」と警鐘を鳴らした。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は社説で、農業部門へのさらなる被害を食い止めることが「極めて重要な課題」だと指摘した上で、「今年の高気温はかつてない自然災害だが、克服ができない困難ではない」と付け加えた。

9月[編集]

  • 9月2日 - 朝鮮総聯の代表団が万景台を訪問
  • 9月5日 - 敬愛する最高指導者金正恩同志は、の特使団と会談された。
  • 9月6日11日 - アントニオ猪木参議院議員が共和国を訪問
  • 9月7日 - 8月28日から降り続く大雨により、南部黄海北道と南西部黄海南道で大規模な洪水起き、少なくとも76人が死亡、子どもを含む75人以上が行方不明になっている。
  • 9月9日
    • 朝鮮民主主義人民共和国創建70周年慶祝閲兵式が開催
    • 朝鮮民主主義人民共和国創建70周年慶祝青年前衛松明夜会が開催
    • 朝鮮民主主義人民共和国創建70周年慶祝音楽公演が開催
  • 9月18日
    • 午前、政府専用機に乗って南側地域の文在寅大統領と金正淑夫人が、平壌国際空港に降り立った。敬愛する最高指導者金正恩同志が直々にお出迎えをなさられた。
    • 歴史的な第5次北南首脳会談が行われる。
    • 百花園迎賓館を敬愛する最高指導者金正恩同志が御自ら文在寅大統領に案内なさられた。「発展した国にはみずぼらしくみえるでしょうが、誠心誠意、できる限りのおもてなしをします」と遜られる場面もあった。
  • 9月19日
    • 百花園迎賓館で、2日目の会談が行われ、「9月平壌宣言」と付属文書の「板門店宣言軍事分野履行合意書」、続いて宋永武国防相努光鉄人民武力相による軍事的緊張緩和に向けた合意書署名が行われた。
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志は、近くソウルを訪問すると会見で表明
    • 南側地域の文在寅大統領は、「近くとは、何もなければ年内である」と加えて述べた
    • 朝鮮労働党機関紙労働新聞は、到着した文大統領を敬愛する最高指導者同志が抱擁する写真を1面に掲載。北南首脳会談について「朝鮮半島の平和と繁栄、統一の新時代を開く重大な契機となるだろう」と報じた。
    • 朝鮮中央通信は「敬愛する最高指導者同志と文大統領は今年行われた2度の会談後、肯定的に立派に発展している現在の北南関係の状況について高く評価し、会談は相互理解の温かい雰囲気の中で行われた」と解説・報じた。
    • 南側地域文在寅は夜、平壌マスゲームを観覧した。
    • アメリカが相応の措置を取ることを条件に、共和国は主要ミサイル施設の恒久的解体に向け、国際的な査察を受け入れることに合意した。
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志は、南側地域の大統領・代表団と、共和国の政界関係者と共に、平壌の玉流館で、昼食会を開いた。敬愛する最高指導者同志と、文在寅大統領が平壌冷麺を食されているシーンが報じられた。
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志と南側地域の文在寅大統領は、大同江水産品食堂で夕食をされた。
    • 米合衆国マイク・ポンペオ国務長官が、共和国に関する会見を行う
      • 共和国の非核化を2021年1月までに完了させることを目指して、直ちに共和国側との協議に入る用意があると表明
      • 李容浩外相を来週招待したとし、ニューヨーク市で会談を行うことも表明。
      • ともに国連会合に出席するとも表明
  • 9月20日
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志は、尊敬する李雪主同志と南側地域の文在寅大統領、大統領夫人金正淑と共に民族の聖山白頭山に登られた。
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志は、共和国を3日間の予定で訪問していた、南側地域文在寅大統領に、お土産としてマツタケ2トンを渡され、朝輸送機で平壌からソウルへ到着した。文大統領は、祖国解放戦争の高齢者を優先し、約4000人の離散家族に500グラムずつ届けるという。

10月[編集]

11月[編集]

12月[編集]

現地指導[編集]

1月[編集]

2月[編集]

  • 2月1日 - 敬愛する最高指導者金正恩同志は、新たに建設された平壌無軌道電車工場の現地指導を行った。
  • 2月4日 - 敬愛する最高指導者金正恩同志を迎え、新型無軌道電車の試運転が行われた。
  • 2月9日 - 敬愛する最高指導者金正恩同志は、朝鮮人民軍創建70周年記念閲兵式をご覧になられ、祝賀演説もされた
  • 2月13日 - 敬愛する最高指導者金正恩同志は、南側地域を訪問していた朝鮮高位級代表団のメンバーと会談された

3月[編集]

  • 3月5日
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志は、南朝鮮大統領の特使代表団のメンバーと会談された
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志は、南朝鮮大統領の特使代表団のメンバーを見送られた
  • 3月27日
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志は、中華人民共和国を非公式に訪問された
    • 敬愛する最高指導者金正恩同志は、中国共産党中央委員会総書記、中華人民共和国主席の習近平同志と会談された
  • 3月31日 - 敬愛する最高指導者金正恩同志は、朝鮮民主主義人民共和国を訪問している国際オリンピック委員会委員長と会談された

4月[編集]

5月[編集]

6月[編集]

7月[編集]

8月[編集]

9月[編集]

  • 9月 - 敬愛する最高指導者金正恩同志は、故朱奎昌同志の棺を前に哀悼の意を表された。

10月[編集]

11月[編集]

12月[編集]

予定[編集]

8月[編集]

9月[編集]

10月[編集]

11月[編集]

12月[編集]

記念日[編集]

  • 1月23日 - プエプロ号拿捕50周年。
  • 2月8日 - 朝鮮人民軍創立70周年。
  • 9月9日 - 朝鮮民主主義人民共和国建国70周年


生誕[編集]

死去[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]