黄海北道
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黄海北道(こうかいほくどう、ファンヘブクト)とは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)南西部の地方である。面積は8007平方キロメートル。人口は151万2000人(1994年)。道庁所在地は沙里院市。黄海北道とは黄州と海州の合成語である。
概要[編集]
古代においては前漢の武帝が設置した帯方郡の一部を成していた。李氏朝鮮の時代である1413年に豊海道(のちの黄海道)が置かれる。1954年に黄海道が南北に二分された際、京畿道の一部を併せて黄海北道が成立した。
1996年7月の集中豪雨で大被害を受けた地域でもある。また、韓国の初代大統領であった李承晩の生誕地でもある。
産業など[編集]
葉煙草、高麗人参、林檎などの代表的な産地で、世界有数の埋蔵量と言われているタングステンをはじめ、金・銀・銅・蛍石などの鉱物資源が豊富なことで知られる。