ホワイトハウス

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ホワイトハウスTHE WHITE HOUSE)とは、アメリカ合衆国大統領公邸のことである。大統領個人の執務室と大統領府が置かれている。132の部屋と35の浴室、8つの階段、3基のエレベーターがあるとされている。建築家はジェームズ・ホーバン。建設費は23万2000ドルであった。

概要[編集]

このホワイトハウスの建設は、初代大統領のジョージ・ワシントン時代の1792年である。ただし彼の時代には完成せず、1800年になって完成し、当時の第2代大統領のジョン・アダムズと妻のアビゲイル・アダムズがホワイトハウスに住んだ初めての大統領夫妻となった。最初の大規模な改修は1812年戦争の後に実施された。

なお、1814年8月にはイギリス軍が1812年戦争の最中にワシントンを制圧したため、ホワイトハウスに火を放って内部を焼き尽くし、当時の大統領のジェームズ・マディソンと妻のドリー・マディソンが修復が完了して戻ってきたのはその3年後のことであった。

1902年には第26代大統領・セオドア・ルーズベルトが50万ドル以上をかけてリフォームした。その後も歴代の大統領とそれを支えるファーストレディがそれぞれの趣味に合わせてホワイトハウスの室内装飾を手がけたりしている。

大統領執務室[編集]

大統領執務室(だいとうりょうしつむしつ)は別名、オーバルオフィスと呼ばれ、アメリカ大統領が国家元首大使などの要人と会談するときに使用される。大統領の公式な執務室である。1909年に第27代大統領のウィリアム・H・タフトのために作られ、最初はウエストウイングの中央に位置していた。1934年に第32代大統領のフランクリン・ルーズベルトがローズガーデンを見下ろすウエストウイングの南東の角に移動させる。楕円形の大統領執務室はその時の大統領が内装を一新する伝統があり、天井の大統領紋章と執務机の後ろの2本の旗だけはそのまま引き継がれている。

外部リンク[編集]