朴奉珠
ナビゲーションに移動
検索に移動
朴 奉珠(パク・ポンジュ、1939年4月10日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国の政治家。朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長、朝鮮労働党軽工業部長、内閣総理などを歴任。経済の専門家として知られる。
朴奉珠 | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 박봉주 |
漢字: | 朴奉珠 / 朴鳳柱 |
発音: | パク・ポンジュ |
日本語読み: | ぼく・ほうじゅ |
ローマ字: | Pak Pong-ju |
経歴[編集]
経済部門などの役職を経て、1998年に化学工業相に就任。2002年には内閣総理に就任した。同年に韓国を視察している。2005年には中国を訪問して胡錦濤国家主席と会談した。内政では大胆な経済改革を行うが目立った成果はなく、軍に非協力的で、軍の利権を破壊されることを恐れた軍や党に2007年に解任に追い込まれた。しばらくは地方に左遷されるが、2012年には党軽工業部長に、2013年に金正恩の下、内閣総理に再登板し復権する。2016年には党中央委員会政治局常務委員、国務委員会副委員長に選出された。2019年に内閣総理を退任し、後任には金才龍が就任した。その後、一時健康上の問題が生じたとされ、2020年には車椅子姿で報道された。その後回復したようで金正恩の現地指導などに同行している。
2021年1月に開催された朝鮮労働党第8回党大会ですべての官職から退き、引退した。年齢によるものとされる。