長野放送
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長野放送(ながのほうそう、Nagano Broadcasting Systems Inc.) は長野県を放送対象地域としてテレビジョン放送を行う特定地上基幹放送事業者。
概要[編集]
欧文略称はNBS。これは設立前年までニッポン放送が使用していた。
フジテレビ系列局であるが、テレビ東京の一部番組が遅れネットされている。
創立時は産業経済新聞社と中日新聞社が主株主で、その関係からフジ系列に加盟している。現在はフジ・メディア・ホールディングスと北野建設が主要株主となっている。
かつては、平日昼に「中日新聞ニュース」、「産経新聞ニュース」があったが、現在は「NBSニュース」の番組名がたまに使用されているのみである。
プロフィール[編集]
- 会社名 - 株式会社長野放送
- 設立日 - 1968年3月22日
- 開局日 - 1969年4月1日
- コールサイン - JOLH-DTV
- 所属ネットワーク - FNN・FNS系 (フジテレビ系列)
- リモコンキーID - 8
社屋[編集]
長野市の県庁南寄りの、中御所岡田町に本社が建っている。鉄道最寄駅は長野駅。
歴史[編集]
信越放送 (SBC) に続いて県内2番目のテレビ局(親局:UHF 38ch)として開局。開局に当たっては県が免許出願調整を行った。先発のSBCテレビ同様、四信(北信、東信、中信、南信)を全て見通せる美ヶ原に親局送信所を設置した。開局時からフジテレビ系列が主系列で、テレビ信州開局前もフジ以外の番組のネットは少なめだった。
アナログ放送時代は県内視聴が中心で、CATVでの県外局視聴(北東中信は在京局、南信は在名局)も浸透度が高かったため、県域局のポジションは低かった[注 1]。
自社製作番組[編集]
その他[編集]
- ラテ兼営の見込みがほぼ無くなったにも関わらず、フジ系では北海道文化放送、岡山放送と共にテレビ単営局ながら、社名に「テレビ」が無い[注 2]。
- あさま山荘事件では、フジテレビと共に取材に当たったが、あいにく当時最先端のカラー対応カメラを当局は持ち合わせていなかった。しかし、夜間の首謀者の逮捕では、逆に白黒カメラでの生中継で、他系列をスッパ抜くという「大偉業」を成し遂げた。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注
- ↑ 地上デジタルテレビ放送では、CATVでの再放送を認めないことで、県域局の利益が守られた一方、従前からの視聴者から「関東ローカルの番組が見れない」と反感を買われた。
- ↑ FM長野が仮に既存テレビ局と兼営になっても「信州」を使うだろうから、正直「長野テレビ放送」(NTB)に社名を改め
、NBSの略称は奈良テレビ放送に譲っても良いかと。
- 出典
外部リンク[編集]
日本の地上波民放テレビ局 |