山口放送
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山口放送(やまぐちほうそう)は、山口県を放送対象区域とする特定地上基幹放送局。
概要[編集]
当時の徳山商工会議所が発起人の中心になったため、現在も周南市に本社や放送スタジオが置かれ[注 1]ているラテ兼営局である。
なお、プレゼント応募等の郵便物は地域通称の「山口県周南市(徳山市)公園区」で届く。
テレビ[編集]
- テレビは開局時から日本テレビ主系列で、ネット回線は先発局が全て日本テレビ系の四国から敷かれた[注 2]。
- FBS開局前のテレビ草創期には、VHF波が海上伝搬する北九州市響灘一帯や福岡県京築地域も可視聴エリアとされた。
- 加えて、FBSやテレビ新広島開局前、隣接両県に日本テレビフルネット局が無かったため、NNNの基幹局的ポジションを得た。
- 1970年代後半から1980年前半には、お色気深夜番組の排除に躍起になっていた[注 3]。
- 1993年10月の山口朝日放送開局まで、「クロスネット局[注 4]」に分類されており、例えば「火曜サスペンス劇場」が遅れネットだった。
- クロスネット局時代には、火曜日などにテレビ朝日の遅れネット番組があり 、それを目当てにした愛媛県の松山市[注 5]などからの県外視聴者もいた。
ラジオ[編集]
2024年7月30日からFMのみの送信である。結成時からNRNのみに加盟したが、後にJRNにも加盟した。
FMラジオ[編集]
基幹FM補完送信所が防府市の太平山にある。
FM補完中継局は、AM中継局所在地(萩、下関、岩国、山口、須佐田万川)の他、美祢、豊田、豊浦、阿東、柳井、周防大島にも置かれており、夜間の海外波混信問題を背景に県下のかなりをカバーしている。
一方、隣接県への飛びはAM中継局よりも抑制されている。
在福局のブロックネット番組がないテレビと違い、ラジオはKBCからニュースのネットを過去に受けたり、RKBから火曜のホークス戦をネットするなど在福局との繋がりがある。
AMラジオ[編集]
- AMは県内一斉に2024年(令和6年)7月下旬より休止中である。
- AM親局送信所が瀬戸内海の大津島にあり、運用中は県内だけでなく、周防灘を通じて海上伝搬する福岡県京築地域や大分県北部でも一日中受信できた。
- AM中継局も萩、下関、岩国、山口、須佐田万川に置かれており、特にAM局が中国放送しかない広島県南西部では、岩国中継局が運用中に「第二民放AM局」的ポジションとなっていた。
- AMラジオは1988年まで、深夜は午前2時に放送を終了していた。
ラテ欄[編集]
略称[編集]
KRY(けいあーるわい)。Kabushikigaisha Radio Yamaguchi。北九州市発行の全国紙のテレビ番組欄で使われる。
通称[編集]
古く、テレビでは山口テレビと名乗った(他にもこの様な例はある)。今でも、大阪発行の全国紙や中国新聞ではこちらを使用している。
放送[編集]
テレビ自社制作番組[編集]
- KRYさわやかモーニング(平日朝。このため、「ZIP!」は6時30分からの飛び乗りスタート)
- 熱血テレビ(平日夕方。原田大二郎など県出身の芸能人がゲスト出演することがある。)
テレビ系列外ネット[編集]
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- 過去
- プロ野球ニュース:前述のお色気番組追放活動の一環で系列外ネットした。
出身人物[編集]
- 吉田治美 - 七色の声色を使い、県外でも「治美姫」として知られた女性アナ。1994年にフリー転身も2003年に逝去。
- 井上雪彦 - ずっとラジオ畑だったが、1999年に熱血テレビのMCに就いて、県内で人気を得た。定年日目前の2006年8月逝去。
脚注[編集]
- 注
- 出典
- ↑ 青森放送 会社概要 沿革。青森放送は山口放送に先んじて、テレビ朝日の遅れネット番組を受け入れていた局からマストバイ局になった。
- ↑ NNN-chakuwiki
- ↑ 日テレマストバイ・非マストバイって? | VBCテレビブログ放送 2013/09/02
- ↑ 1984年11月22日(木曜日)の日本海テレビジョン放送のラテ欄 うさぎいぬの読むテレビ 2021/11/21
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