Jリーグチャンピオンシップ
Jリーグチャンピオンシップ (ジェイリーグチャンピオンシップ) は、日本プロサッカーリーグ (Jリーグ) の1部リーグJ1リーグが2部制を採用していた時に開催された年間優勝決定戦である。
1993年~2004年[編集]
1993年のJリーグ開幕当初は各チームとも前半18試合 (1stステージ) ・後半18試合 (2ndステージ) に分けて、前者を「サントリーシリーズ」、後者を「NICOSシリーズ」として開催していた。この大会名は1995年までとなるが、その後も1996年を除き2部制での開催が続いていた。このチャンピオンシップはステージ優勝を決めた2チームによる優勝決定戦であり、ホーム・アンド・アウェ-方式で2試合行って合計点数の高かったチームが年間優勝ということになっていた。なおステージ優勝クラブが単純に対戦するのみだったため、2000年の柏レイソルは年間通算の勝点が1位だった (1シーズン制でのリーグ優勝に相当) が出場できないという事例も存在した。また、ステージ優勝し出場はできたものの、年間通算の勝点が3位以下のチームが出場した事例もある (例:1999年のジュビロ磐田) 。
なお、1st・2ndともジュビロ磐田が優勝した2002年、及び横浜F・マリノスが優勝した2003年はチャンピオンシップが開催されなかった。ただし大会初期には、両ステージともに優勝した場合でも、そのチームと年間2位のチームによりチャンピオンシップが行われる規定が存在していた。
また1996年は日程の関係上1ステージ制での開催となり (2005年~2014年、及び2017年以降と同じ形式) 、チャンピオンシップは開催されなかった。
2015年・2016年[編集]
Jリーグのタイトルパートナーに明治安田生命が就任した2015年にJリーグチャンピオンシップが復活し、今度は年間の勝点上位のチームとステージ優勝によるトーナメント形式で行われることになった。2000年の反省を踏まえ、年間通算勝点が1位のクラブは無条件でチャンピオンシップ決勝に出場できるようルールが改正された。
まず年間の勝点3位とステージ優勝クラブで勝点上位のクラブ、勝点2位とステージ優勝クラブで勝点下位のクラブが一発勝負の 「1回戦」 で対戦し、その勝者同士が続いて一発勝負の 「準決勝」 で対戦。その勝者が年間勝点1位のチームとホーム・アンド・アウェー方式で「決勝」を行い年間優勝を決めるものであった。
2015年のみ90分で同点の場合は延長戦・PK戦で勝敗を決め、実際に準決勝の浦和レッズ対ガンバ大阪は延長戦で決着したが、2016年は年間勝点上位チームの優位性を確保するために90分で同点の場合は年間勝点上位チームが自動的に勝ち抜けるルールに再度改正された。
脚注[編集]
J1リーグ歴代ステージ優勝チーム |