稲荷山ストレート
所在地 | 長野県長野市 |
順光時間 | 午前(特に早朝)[1] |
キャパシティ | 200人ほど |
レンズ | 自由[2] |
撮影場所 | 篠ノ井線と聖川の交点付近の堤防 |
アクセス | 稲荷山駅から徒歩20分 長野自動車道更埴ICから国道18号経由で約4.5km[1] |
稲荷山ストレート(いなりやますとれーと)とは、長野県長野市にある鉄道写真の撮影地である。
概要[編集]
篠ノ井線の篠ノ井 - 稲荷山間に存在する。撮影名の由来は稲荷山駅が最寄り駅、ということに起因している。周辺には長野自動車道の山崎高架橋や、山崎公園、聖川、山崎体育館などがあるが、そのほかは概ね集落と田畑である。聖川と長野自動車道と篠ノ井線の交点すぐそばにあるのが、稲荷山ストレートである。
篠ノ井線経由の臨時列車や信州カシオペア紀行、夜スジの廃車回送列車が走行する際は、かなりの撮影者でにぎわう。参考までに、2022年4月16日 - 17日に運行された、EF64 1001牽引の信州カシオペア紀行では、300人を超える撮影者が集結した。この撮影地は付近の鉄道駅(主に稲荷山駅)の利用客数にも影響を出しており、篠ノ井線をカシオペアが通過した日では撮影者が駅に殺到。GoogleMapでは「通常よりかなり混んでいます」と表記されたとか。Twitter上ではあまりの混雑から、周辺の別の撮影地(例:桑ノ原ストレート)への分散を呼び掛けるツイートも散見された。
また、2022年5月2日にフジテレビの情報番組「イット!」にて、当撮影地のマナーに関する問題が提起された。しかし、ある撮り鉄の人物がフジテレビ取材班が駐車違反で警察のお縄にかけられているところを撮影し、ネット上で晒されてしまった[3]。
撮影環境[編集]
構図は上下線共に撮影可能である。特に下り線のストレート構図は界隈では超有名である。早朝が順光であり、長野に6~7時ごろに到着する信州カシオペア紀行(信カシ)を撮影する際は、まさにベストスポットとなる。そのせいか、最近は列車通過の2週間前に立ち位置を予約するなど、問題行為がみられているとか[4]。
周囲はのんびりまったりとした風景が広がっているため、都会の騒がしい撮影に疲れた撮り鉄はこちらに来てみることをおすすめしたい。
脚注[編集]
- ↑ a b 鈴木裕大 (2016年3月23日). “篠ノ井線/稲荷山-篠ノ井”. 鉄道ホビダス. 2022年4月13日確認。
- ↑ “沿線撮りガイド 稲荷山~篠ノ井間”. 安曇野鉄道模型ファンクラブ (2019年3月). 2022年4月13日確認。
- ↑ “【悲報】フジ、撮り鉄を晒そうと「稲荷山ストレート」へ取材、駐禁切符を切られて撮り鉄に晒される!「長野県警に始めて感謝した 」”. ろいアンテナ (2022年4月18日). 2022年5月2日確認。
- ↑ “【犯罪撮り鉄対策】撮影地稲荷山ストレートで鉄道ファンが不法占拠 2週間以上前から悪質な場所取り 管理者が撤去・パトロール強化へ”. Japan-Railway.com (2022年4月8日). 2022年4月13日確認。
関連項目[編集]
主な鉄道写真の有名撮影地の一覧 |