ジンボシン
上野駅・高崎線開業140周年記念号(2023年7月) | |
所在地 | 埼玉県上里町 |
順光時間 | 下り:午後 上り:午前 |
キャパシティ | 30人程度 |
レンズ | 広角レンズ |
撮影場所 | 勝場百庚申塚付近 イオンタウン上里付近 |
アクセス | 神保原駅・新町駅から徒歩20分 |
概要[編集]
高崎線の神保原 (じんぼはら) - 新町 (しんまち)間に存在する。撮影地の名称の由来はこの2つの駅の頭文字2文字から取ったものである。
高崎線経由の臨時列車が走った場合は、この撮影地に多くの撮り鉄が集まることがある。近年では、2023年(令和5年)7月28日運行の『上野駅・高崎線開業140周年記念号』の際に、下り線アングルに30人以上の撮影者が集まった。また、同所ではEF210形やEH500形といった貨物列車も撮影できる(EF65形は順光の時間帯に運用が存在しない)。過去には上り線アングルで寝台特急「あけぼの」や、185系使用の特急「草津」「水上」「あかぎ」などが撮影出来たが、2023年現在は国鉄型の被写体が消滅したことに加えて線路の間にタイガーロープ(通称:タイロー)が張られたことによって上り線アングルそのものが消滅している[1]。
撮影環境[編集]
周囲は田園地帯や集落となっていて平野が広がっている。夏シーズンでは熱中症予防のため水や食料を持参する必要があるが、付近に自動販売機やセブン-イレブンが存在し、何よりも撮影地のすぐ近くのイオンタウン上里内のスーパーマーケット「ベルク 上里SC店」で、飲料や食料など様々なものが調達可能となっている。
インカーブ[編集]
下り線での撮影の際は2パターンの立ち位置が存在する。
ジンボシンインカーブ・通称「ジンボシンインカ」では、勝場百庚申塚付近でややインカーブとなっている区間を走行する下り列車を撮影可能。しかし、ベストな構図で撮影出来る箇所が側道のセンターライン上となっており、朝ラッシュ時間帯を除いては自動車の往来こそ少ないものの交通を阻害する可能性が否定できない。このほか側道を挟むため、クルマが構図に入り込んでしまうリスクも考慮する必要がある。センターラインまではみ出すため所定の立ち位置後方からの撮影は難しく、このためキャパシティは10人から15人ほどが適正となる。後方からは編成写真の構図での撮影は不可能に近いが、線路に寄れば面縦が可能な場合も。
なお、同所では先述の通り上り線を撮影することも可能であったが、タイガーロープの敷設によって訪れる人はほとんど居なくなった[1]。
イオン裏[編集]
名称通り、イオンタウン上里の裏側で下り列車を迎え撃つ立ち位置である。構図の背景にはイオンやラウンドワンがあるものの、街路樹でうまく隠されている。こちらはキャパシティは5人~10人ほどが適正となる[2]。
脚注[編集]
- ↑ a b 響鉄Ⅱ (2010年11月16日). “EF641035 ジンボシンでドカン!”. FC2ブログ. 2023年7月29日確認。
- ↑ amak00315_nのツイート (1684843861150224384)
関連項目[編集]
主な鉄道写真の有名撮影地の一覧 |