甲府駅
こうふ
Kōfu(Chūō)
甲府駅の駅名板(縦型)。 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅番号 | CO 43 |
路線 | CO 中央本線 |
前後駅 | 酒折 << 甲府 >> 竜王 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業 | 1903年6月11日 |
所在地 | 山梨県甲府市丸の内1丁目 |
電報略号 | コフ |
外部リンク | 駅の情報(甲府駅):JR東日本 |
備考 | 直営駅(管理駅) みどりの窓口 会社境界駅(JR東日本管理) |
甲府駅(こうふえき)は、山梨県の県庁所在地甲府市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)の鉄道駅であり、2社の境界駅となっている。甲府駅の管理はJR東日本が行っており、JR東海が運行する身延線の列車は乗り入れの形で当駅を供用している。
概要[編集]
中央本線と身延線が乗り入れ、この駅を通る全列車が停車する。もちろん、山梨県の駅で一番利用客が多い駅である[1]。中央本線ホームと身延線ホームは離れており、中央本線から身延線への乗り換え案内の際は車掌が「身延線ホーム〇番線から…」とアナウンスする。
両路線はもともと国鉄の路線であったが、1987年(昭和62年)4月の分割民営化によって中央本線塩尻以東はJR東日本、身延線はJR東海の管轄となり、当駅はJR東日本とJR東海の境界駅となった。ちなみに管理しているのはJR東日本なので駅員はもちろんJR東日本の社員で、JR東海の発行する「休日乗り放題きっぷ」(身延線がフリーエリアに含まれる)は同じようにJR東日本管轄である国府津駅同様購入することができない。
2010年頃までは当駅を中心に運行形態が別れていた。当駅より東は高尾行・大月行のどちらかとなっており、塩山行の本数は現在よりも格段に少なかった。(登場は211系デビュー時と見られる。)
下り方は現在よりも長距離中心であり、小淵沢・松本行のほか明科行、長野行なども多数出ていた。
駅周辺[編集]
駅南口には、かの有名な武田信玄公の銅像や開業が最近のヨドバシ甲府、整備されたバスターミナルなどがあり、そこそこ賑わっている。また、駅前から南に伸びる大通りは「平和通り」と呼ばれ、商業ビルや金融機関などが林立している。
一方、駅北口はそこまでの賑わいはなく、信玄の父にあたる武田信虎公銅像やこじんまりとしたバス乗り場、山梨県立図書館などがあり駅前から北に伸びる大通りは「武田通り」と呼ばれ武田神社に通ずる。
そのため、北口と南口で「え!?ここ本当におんなじ甲府!?ついでに県庁所在地なの!?」という現象が起きる人も少なからずいる。
隣の駅[編集]
- 中央線普通
- 至塩山 << 酒折駅 - 甲府駅 - 竜王駅 >> 至韮崎
- 特急あずさ(速達便)
- 至東京 << 八王子駅 - 甲府駅 - 茅野駅 >> 至松本
- 特急あずさ(その他)
- 至東京 << 石和温泉駅 - 甲府駅 - (韮崎駅 - )小淵沢駅 >> 至松本
- 特急かいじ
- 至東京 << 石和温泉駅 - 甲府駅 - 竜王駅(一部)
- 身延線普通
- 至鰍沢口 << 金手駅 - 甲府駅
- 特急ふじかわ
- 至富士 << 南甲府駅 - 甲府駅
のりば[編集]
中央本線は対向式ホーム・島式ホームの2面3線。上りが島式ホーム2番線と3番線。身延線は中央本線下り1番線ホームの東京寄りに設置。切り欠きホームであり、南側から4番線・5番線となっている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | CO 中央本線 | 下り | 韮崎・小淵沢・松本方面・下り特急列車 (一部始発上り列車が存在) |
2 | 上り | 塩山・大月・高尾方面・上り特急列車 | |
3 | - | 上下普通列車・一部臨時特急 | |
4・5 | ■ 身延線 | 上り | 南甲府・鰍沢口・身延・富士(・特急ふじかわ:静岡)方面 |
その他[編集]
- 当駅から通算営業キロが100キロ超える中央本線の駅は西国分寺駅であるが、通常は途中下車はできない。しかし、発駅(着駅)が身延線の金手駅から芦川駅の間の紙切符だと、甲府~西国分寺間と運賃同額にも関わらず、途中下車が可能になる。
注釈[編集]
JC CO 中央本線 (関東・信越地区)の駅一覧 |
CC 身延線の駅一覧 |