クリコガ
所在地 | 茨城県古河市 |
順光時間 | 夏の午後順光 または 半面光 |
キャパシティ | 10人ほど |
レンズ | 広角レンズ |
撮影場所 | 中通り踏切(古河市茶屋新田) |
アクセス | JU 宇都宮線古河駅・栗橋駅より徒歩50分、バス利用で30分程である。 |
クリコガとは、茨城県古河市にある鉄道写真の撮影地である。宇都宮線三大撮影地(ヒガハス・ワシクリ・クリコガ)の1つ[1]。
概要[編集]
東北本線(宇都宮線)の栗橋 (クリハシ) - 古河 (コガ)間にある撮影地。撮影地名の由来はこの2つの駅の間に位置していることが由来である。広角ローアングルから迫りくるカシオペア紀行をインカーブで捉える、ダイナミックな構図が撮影できることで定評がある。なんか時々線路に近づきすぎてやらかす場合もあるらしい。夏季シーズンの東北本線経由のカシオペア紀行の撮影では、カマス(蒲須坂 - 片岡間)と並んで有名である。しかしながら、撮影に向いているのが学生が夏休みに入るようなシーズンということもあって激パになりやすく、度々警察が出動する。
県道228号線と東北本線が交差する踏切付近では、上り列車も通常のカーブの構図で撮影可能となる。ただし、カーブ半径が小さいため15両などの長編成の電車は収まりが悪くなる傾向にある。
駅からのアクセスはとても悪く、栗橋・古河両駅ともに徒歩で50分を要する。また撮影地付近にはバス停(茶屋新田バス停留所)があるが、コミュニティバスのため本数が僅少となっている[注釈 1]。このため、立ち位置付近には駐車スペースがあることなども相まってクルマでのアクセスが多い。
撮影環境[編集]
線路脇の私有地に入っての撮影となる。線路ギリギリまで迫っての撮影となるため、列車通過の際は警笛が鳴らされやすい。カーブ内の制限速度は60km/hに設定されているが、インカーブでの撮影なのでシャッタースピードを稼ぐ必要がある[2]。また、撮影地の性質上望遠レンズでは撮影できず、広角レンズでの撮影となる。
ベストポジションの立ち位置は2人程度が限界となっているため、レリーズなどを駆使した綺麗なひな壇の組み方が求められる。
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ “【東北本線】ヒガハス・ワシクリ・クリコガ【撮影地】”. ohanefu blog (2022年3月20日). 2023年6月17日確認。
- ↑ “臨時北斗星撮影@クリコガ下りラストラン編”. Wonderful Days (2015年8月21日). 2023年6月17日確認。
注釈[編集]
- ↑ 東北本線を走るカシオペア紀行の撮影の際は、通過時(17時ごろ)に丁度良いタイミングで古河駅行のバスがやってくる。運賃は大人運賃で100円。
関連項目[編集]
- 芋坂陸橋(鶯谷 - 日暮里間)
- ヒガジュウ(王子 - 東十条間)
- ワラナン(蕨 - 南浦和間)
- ヒガハス(東大宮 - 蓮田間)
- ワシクリ(東鷲宮 - 栗橋間)
- ウジカマ(氏家 - 蒲須坂間)
- カマス(蒲須坂 - 片岡間)
主な鉄道写真の有名撮影地の一覧 |