橋本駅 (神奈川県)
はしもと
Hashimoto
当駅に停車中の相模線205系500番台。 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅番号 | JH 28 |
路線 | 横浜線 相模線(JR東日本) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面5線うち1面2線が相模線 |
開業 | 1908年9月23日 |
所在地 | 神奈川県相模原市緑区橋本 6-1-25・2-3-2 |
電報略号 | ハモ |
外部リンク | 駅の情報(橋本駅):JR東日本 |
はしもと
Hashimoto
所属事業者 | 京王電鉄 |
駅番号 | KO45 |
路線 | 京王相模原線 |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業 | 1990年3月30日 |
所在地 | 神奈川県相模原市緑区橋本 6-1-25・2-3-2 |
外部リンク | 橋本駅|各駅情報・時刻表|京王グループ |
橋本駅(はしもとえき)は、神奈川県相模原市緑区橋本にある横浜線・相模線・京王相模原線の駅。
沿革[編集]
- 1908年(明治41年)9月23日 - 横浜鉄道が「東神奈川駅 - 八王子駅間」を開業したときに橋本駅が誕生した。
- 1910年(明治43年)4月1日 - 経営が赤字のため、鉄道院に業務貸与された。
- 1917年(大正6年)10月1日 - 横浜鉄道は国に買収され、鉄道院横浜線となった。
- 1931年(昭和6年)4月29日 - 相模鉄道の相模線が厚木駅から延伸開業され、当駅が終点駅として設置される。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 相模鉄道相模線が国有化される。
- 1982年(昭和57年)12月 - 京王相模原線の京王多摩センター駅 - 橋本駅間の建設に着手した。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承される。
- 1990年(平成2年)3月30日 - 京王相模原線が延伸し、京王電鉄の橋本駅が誕生した。橋本は、JR横浜線と相模線の接続駅となり、都心への玄関口として発展した。
- 1991年(平成3年)9月 - 橋本駅から本八幡駅間に快速が直通運転を開始し、都営新宿線を介して神奈川県北部と千葉県とを結ぶ大動脈の始発駅となる。
- 1992年(平成4年)5月 - 相模原線に新宿駅と当駅を36分で結ぶ特急が誕生した。
- 2018年(平成30年)2月22日 - 京王相模原線で「京王ライナー」の運行が開始され、橋本駅は始発駅・終点駅となる。
- 2021年(令和3年)6月3日 - 中線である2番線を除くJR横浜線のホームで、スマートホームドアの使用を開始する。[1]
駅設置の由来[編集]
当初は「東神奈川・小机・中山・長津田・原町田・淵野辺・相原・八王子」の 8駅で開業する予定であった。高座郡相原村橋本地区(現在の相模原市橋本)の人々は、境川を挟んで反対側にある東京府南多摩郡境村に「相原駅」ができることに反発し、橋本地区にも駅を設置するべく相原村村長や相澤安右衛門を中心とした地元有志が、近隣の村々の協力を求めて鉄道会社や県庁に再三陳情書を提出し、駅設置負担金 1,000 円と駅用地 8,000 坪(2.6ha)の提供、蒸気機関車への給水用の水の提供の条件により、橋本駅の設置が決まった。開通当初は、蒸気機関車で1日7往復し、東神奈川から八王子まで101分を要した[2][3]。
駅名の由来[編集]
江戸時代に、橋本付近を流れる境川にかかる両国橋一帯を大山道(大山街道)の街道沿の橋本村付近を「橋本宿」と呼んでいたことから、「橋本」となった。1736年の村明細帳には「毎日伝馬4頭、人足4名が用意され、48軒の家があった」と記されている。両国橋の宿場入り口の両側に、幕府の高札があったとされる。
駅構造[編集]
JR東日本[編集]
3面5線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎がある。駅の北側には相模線と横浜線を繋げる分岐があり、2022年まではその設備を利用して相模線の車両が八王子駅まで直通していた。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | JH 横浜線 | 上り | 町田・ 新横浜・桜木町方面 |
2 | - | 町田方面始発列車・一部下り列車 | |
3 | 下り | 八王子方面 (一部2番線) | |
4・5 | ■ 相模線 | 上り | 海老名・茅ケ崎方面 |
京王電鉄[編集]
島式ホーム1面2線を有する高架駅である。ホームは3階、改札およびJR線のりばへの連絡通路は2階である。エスカレーターとエレベータが設置されている。JR・北口方面への通路に京王クラウン街(京王ストア・啓文堂書店などのテナントが入る)がある。2階(改札階)コンコース(京王ストア前)に三菱UFJ銀行のATM、コンコース(京王ストア口付近)と改札内に東京都民銀行のATM、TSUTAYA前にみずほ銀行のATMが設置されている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | KO 相模原線 | 上り | 調布・新宿・S 都営新宿線方面 |
競合路線[編集]
新宿駅と橋本駅は東日本旅客鉄道と京王電鉄の競合路線である。運賃に関しては京王電鉄の方が安く、さらに乗り換えがないので圧倒的に有利である。JRよりも並行する大手私鉄の方が有利なのは同名駅である橋本駅 (和歌山県)でも同じである。
営業キロ | 運賃 | 所要時間 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
東日本旅客鉄道 | 45.9km | 820円 | 48分 | 乗車時間のみ |
京王電鉄 | 38.1km | 390円 | 54分 | 普通列車 |
リニア新幹線駅[編集]
東海旅客鉄道(JR東海)によるリニア中央新幹線の橋本駅南口付近の地下に神奈川県駅(仮称)が設置される予定である。県立相原高校の移転跡地にできるとされている[4]。
その他[編集]
所在地[編集]
- JR東日本 神奈川県相模原市緑区橋本6-1-25
- 京王電鉄 神奈川県相模原市緑区橋本2-3-2
外部リンク[編集]
- 駅の情報(橋本駅):JR東日本
- 橋本駅|各駅情報・時刻表|京王グループ
脚注[編集]
- ↑ 2021年度のホームドア整備について(PDF) 2021年12月9日閲覧。
- ↑ 橋本の歴史を知る会編(2018)「橋本の歴史ガイドブック 改訂版」橋本の歴史を知る会
- ↑ 橋本の歴史研究団体 郷土誌編纂、手軽な一冊にタウンニュース,2015年3月5日号
- ↑ 環境影響評価書 環境影響評価関連図
参考文献[編集]
JH 横浜線の駅一覧 |
相模線の駅一覧 |
KO 京王相模原線の駅一覧 |