廃車回送
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廃車回送(はいしゃかいそう)とは、引退した車両を解体するために車両基地などへ回送することである。ドナドナとも呼ばれる。
概要[編集]
鉄道においては首都圏から長野・郡山など、離れた車両基地や解体場へ回送することもある。また、保安装置などの都合上により機関車に牽引される場合もある。機関車牽引の際は「廃車配給」と呼ばれることもあり、行き先が長野なら「長野廃車配給」、郡山なら「郡山廃車配給」などのように記される。
バスにおいては解体業者や販売業者へ回送されることで、仮ナンバーをつけて自走、レッカー車で牽引、小型バスの場合は積載車に乗せて回送する。その際、仮ナンバーが「富山」である場合は解体される可能性が高い。なぜなら富山には日本最大級のリサイクルセンターである日本総合リサイクルがあるからである。廃車回送時には車体の社名表記やロゴ、車番などはスプレーで塗りつぶされたり、テープを貼ったりといった形で隠される。