草津・四万

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草津四万
KUSATSUSHIMA
JRE257 5500 OM55 KS.jpeg
E257系オオOM-55編成
特急草津・四万2号
概要
種別特急
運行開始2023年
運行事業者JR東日本
路線
走行路線東北本線
高崎線
上越線
吾妻線
起点上野駅
終点長野原草津口駅
その他
使用車両E257系
両数5両

草津・四万(くさつ・しま)とは、JR東日本が運行する特急列車である。なお、本項目ではその他の派生・類似列車についても記述する。

概要[編集]

JR東北本線上野駅JR吾妻線長野原草津口駅までを結んでいる[注 1]
2023年3月のJR東日本ダイヤ改正で車両がE257系5500番台に置き換えられ、列車名が「草津」から「草津・四万」に変更された。
2016年長野原草津口駅発着に短縮して以来、長野原草津口や中之条からバス連絡の草津温泉四万温泉への湯治客を主なターゲットにしている。

2010年特急水上が臨時格下げされて以降は、日中の高崎線および上越線渋川以南を走る唯一の定期特急列車となり、特急あかぎ短縮後は前橋市域を通る唯一の定期JR特急となっている。

停車駅[編集]

長野原草津口 - 中之条 - 渋川 - 新前橋 - 高崎 - 熊谷 - 大宮 - 浦和 - 赤羽 - 上野

歴史[編集]

それまでの急行「草津」を1往復を残して格上げ[注 2]する形で、1982年(昭和57年)11月に特急「白根」、昭和60年3月14日日本国有鉄道ダイヤ改正で急行残存の1往復も格上げし「新特急草津」として運行を開始した[注 3]。かつては、万座・鹿沢口駅まで乗り入れていたが、2016年より全列車長野原草津口駅止まりに短縮された[注 4]
車両は185系使用の時代が長かったが、2014年651系に置き換えられた。その651系も2023年3月で運行を終了し、波動用であったE257系5500番台による運行となった。

派生・類似列車[編集]

シュプール草津・万座[編集]

1990年代のスキーブームにあやかって設定された臨時急行列車。新前橋の185系6両で大船駅〜万座鹿沢口駅に運行されていた。新前橋駅までは「シュプール上越」と併結していた。

特急白根[編集]

1971年に万座・鹿沢口発着の不定期列車として登場。当時、の駅を始終着とする国鉄特急列車は珍しかった。車両は「あまぎ」と共用の157系183系だった。1982年に急行草津の大半を格上げ(前述)して185系使用の定期特急となった。1985年、急行残存分の特急格上げで新特急として草津に吸収され愛称消滅となった。

特急四万草津[編集]

2005年10月から11月にかけて運転された臨時特急。新宿発着であった。

注釈[編集]

  1. 東京駅発着の臨時列車が設定されることもある。
  2. 格上げ時、1往復が吾妻線内で快速列車として運行した。
  3. 新特急」の名称は2002年に廃止された。
  4. 万座への観光客が新幹線軽井沢駅からのバス利用に転移したためとされる。

関連項目[編集]


東北本線宇都宮線
現存する列車 きぬがわ - スペーシア日光 - 快速ラビット
過去の列車 日光 - スペーシアきぬがわ - 通勤快速 - 快速スイフト - カシオペア - 北斗星 - フェアーウェイ - はくつる - 北星 - 八甲田 - 津軽 - なすの - とちぎ - おはようとちぎ・ホームタウンとちぎ - あいづ - ばんだい - ひばり - まつしま - はつかり - やまびこ
高崎線上越線吾妻線
現存する列車 あかぎ - 草津・四万 - 快速アーバン
過去の列車 スワローあかぎ - 草津 - 白根 - 通勤快速 - 快速タウン - 水上 - ゆけむり - 谷川 - あけぼの - 出羽 - 鳥海 - いなほ - 天の川 - 北陸 - はくたか
常磐線常磐快速線
現存する列車 ひたち - ときわ - 特別快速
過去の列車 ゆうづる - みちのく - 十和田 - エアポート常磐 - 我孫子踊り子 - おはようライナー土浦 - ホームライナー土浦 - 通勤快速
JR東海道線 (JR東日本)
現存する列車 踊り子 - 湘南 - サンライズ出雲 - サンライズ瀬戸
過去の列車 快速アクティー - 通勤快速 - 湘南ライナー - 東海 - サンライズゆめ - リゾート踊り子
その他臨時列車 あしかが大藤まつり - シュプール
関連する新幹線 東北新幹線 - 上越新幹線 - 北陸新幹線
在来線関連項目 東北本線優等列車沿革 - 上野東京ライン - 湘南新宿ライン