豊根村
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概要[編集]
東三河地方北部の奥三河と呼ばれる地域に含まれる。愛知県で最も人口の少ない自治体であり、2020年(令和2年)10月1日時点の推計人口は1,000人。海部郡飛島村とともに愛知県に2つしかない村の一つである。
地理[編集]
愛知県の北東端にあり、長野県や静岡県と境界を接している。天竜川水系の大入川の流域にある。
歴史[編集]
- 1889年(明治22年) - 愛知県北設楽郡三沢村、上黒川村、下黒川村、古真立村、坂宇場村が合併して豊根村が発足する。
- 2005年(平成17年) - 富山村を編入する。
- 2020年(令和2年) - 人口が1,000人を下回る。
交通[編集]
鉄道[編集]
豊根村に鉄道は通じていない。佐久間ダム建設前は県境の天竜川沿いの静岡県側に豊根口駅があった。
現在の豊根村中心部の最寄駅は北設楽郡東栄町にあるJR飯田線東栄駅であり、富山地区の最寄駅は静岡県浜松市にある飯田線大嵐駅である。
こうした交通事情から、愛知県の公立高校(全日制普通科は三河学区)だけでなく、静岡県遠州北部の公立高や長野県南信州の公立高への進学が特例で認められている。
バス[編集]
路線バスとしておでかけ北設(豊根村営バス)が運行されており、村中心部から村内や東栄町、設楽町津具へ通じるが、富山地区は他地域から独立した路線となっている。