扶桑町
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扶桑町(ふそうちょう)は、愛知県の尾張地方にある町。丹羽郡に属している。人口は約3.4万人。
地理[編集]
扶桑町は愛知県の北西部に位置しており、尾張地方に区分される。東は犬山市、西は江南市、南は大口町、北は木曽川を隔てて岐阜県各務原市に接している。濃尾平野の一部にあり、平坦な土地に水田が広がっている。
歴史[編集]
1906年(明治39年)に丹羽郡高雄村・山名村・豊国村・柏森村が合併して扶桑村が誕生した。この地は養蚕業が盛んであり、生糸の集積地だったことから扶桑という名称となった。1952年(昭和27年)8月に扶桑村が町制を施行して扶桑町となった。以後は一度も合併を行っていない。なお、隣接する大口村は1962年(昭和37年)に町制を施行して大口町となっている。
1958年(昭和33年)に中島住宅が建設されると住宅の建設ラッシュ時代を迎え、人口が急増して名古屋市などのベッドタウンとなった。2003年(平成15年)には尾張北部の2市2町(江南市・岩倉市・大口町・扶桑町)で合併検討協議会が発足したが、結局は合併に至らなかった。2006年(平成18年)には「扶桑」誕生100年の記念式典を挙行した。
2020年扶桑町長選挙は現職と新人による激しい選挙戦となり、Wikipediaには選挙の記事まで作成されたが、結局削除されてエンペディアにエスケープ転載された。
教育[編集]
- 高校
交通[編集]
名鉄犬山線が町域を横断しており、柏森駅、扶桑駅、木津用水駅の3駅がある。扶桑駅は扶桑町の中央部にあり、最も扶桑町役場に近い駅でもあるが、大口町との境界に近い柏森駅が快速特急停車駅となっている。