長久手市
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長久手市（ながくてし）とは、愛知県にある市。尾張地方に含まれる。人口は約6万人。
地理[編集]
名古屋市の東部に広がる尾張丘陵に位置し、名古屋市（守山区、名東区）、尾張旭市、瀬戸市、豊田市、日進市と接している。概して西部は標高が低く、東部は標高が高い。最低標高は43m、最高標高は184mである。市域の南東から北西に、庄内川の支流である香流川が横断している。
歴史[編集]
戦国時代の1584年(天正12年）には小牧・長久手の戦いが行われ、羽柴秀吉陣営と織田信雄・徳川家康陣営が戦った。
1971年（昭和46年）には長久手村が町制施行して長久手町となった。1989年にはトヨタ自動車の企業博物館であるトヨタ博物館が開館した。愛知県立大学はもともと名古屋市瑞穂区にキャンパスを有していたが、1998年（平成10年）には長久手町の広大な敷地に移転し、学生数などの規模を拡大させた。長久手町は名古屋市のベッドタウンとして成長し、特に市域西部には住宅地や商業施設などが数多く建設されている。
2005年（平成17年）には愛知青少年公園の跡地で愛知万博（愛・地球博）が開催され、閉幕後の公園は愛・地球博記念公園として整備された。長らく長久手町は鉄道路線のない自治体だったが、愛知万博に合わせて磁気浮上式鉄道の愛知高速交通東部丘陵線（リニモ）が開業している。リニモは西端で名古屋市営地下鉄藤が丘駅 (愛知県)と、東端で愛知環状鉄道八草駅と接続している。2008年（平成20年）には長久手町の人口が5万人を突破し、2012年（平成24年）に単独で市制施行して長久手市となった。
2022年には愛・地球博記念公園内にスタジオジブリの作品をイメージしたテーマパーク「ジブリパーク」がオープンした。
教育[編集]
- 大学
- 高校
- 愛知県立長久手高等学校 - 尾張旭市との境界近くにある。
- （私立）栄徳高等学校
注[編集]
- ↑ 工業などの専門学科や総合学科であれば、愛環線沿線などの三河地方の県立高校も進学可能。
外部リンク[編集]
