おでかけ北設
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おでかけ北設(おでかけほくせつ、Kitashitara Area Transportation System)は、愛知県北設楽郡を中心として運行されているコミュニティバス。
概要[編集]
2010年に運行を開始した。北設楽郡に属する設楽町・東栄町・豊根村が協議会を立ち上げ、各自治体の町村営バスを共同で管轄したり、豊鉄バスとの調整を行っており、運行のための一部事務組合を組織していない。
町村営バスの他、豊鉄バス2路線および、設楽町と東栄町で運行されているスクールバス、豊根村の「がんばらマイカー」(過疎地有償運送)も運行体系の一部に含まれている。
町村営バスは、生活圏に合わせて新城市作手地区、豊田市稲武町と静岡県浜松市天竜区の一部にも路線が伸びているが、長野県下伊那郡のコミュニティバスとの路線接続はない。
特徴[編集]
愛知県北東部にある北設楽郡は、設楽町・東栄町・豊根村の3自治体からなる地域である。3自治体の人口は2013年時点で計10,862人であり、高齢化率は45%に達するなど、典型的な中山間過疎地域である。
従来から北設楽郡域では民間の豊鉄バス(分離前は豊橋鉄道バス)が運行されていたが、大半の路線で町村営バス(設楽町営バス・東栄町営バス・豊根村営バス)の運行に代替された一方、設楽町と東栄町の間で路線が一時断絶したり、町村境での乗換を余儀なくされるといったデメリットも抱えていた。そこで、豊鉄バスで残った路線を含めて、これらを一体化させた上、町村をまたぐ基幹バスの運行も開始したのがおでかけ北設である。
路線[編集]
基幹バス、支線バス、予約バスの3種類に分類される。
基幹バス[編集]
- 豊鉄バスが運行
- 町村営バスで運行
- 東栄設楽線 - 東栄町中心部と設楽町中心部を結ぶ。
- 豊根東栄線 - 豊根村中心部と東栄町中心部を結ぶ。
- 東栄線 - JR東栄駅と東栄町中心部を結ぶ。豊根東栄線への通し運行もある。
- 豊根設楽線 - 豊根村中心部と設楽町津具地区を結ぶ。朝1本は通学対応で設楽町中心部まで運行。
- 稲武線
支線バス[編集]
- 宇連長江線
- 三都橋豊邦線
- 御園線
- 東薗目・薗目線
- 振草線
- 三ツ組・三輪線
- 坂宇場線
- 三沢線
- 富山線 - 他路線と接続しない孤立路線
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式サイト
- 町村の枠を超え、一つの生活圏として機能する公共交通ネットワークづくり 北設楽郡公共交通活性化協議会