みよし市
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もしかして: 三次市
もしかして: 三好市
みよし市(みよしし)とは、愛知県にある市。三河地方(西三河)に含まれる。人口は約6万人。
地理[編集]
東は豊田市と、北西は日進市と、南は刈谷市と、西は愛知郡東郷町と接している。
みよし市の地名には、「福田扚子」の「扚」という、通常の日本語文字では認識されない文字、外字・環境依存文字が1つあり、日本語文字扱いすると「?」の記号に変わり、元の字が消失してしまう。「福田扚子」の読みは「ふくたしゃくし」で、日本語文字扱いで書く場合は、「福田しゃく子」と表記する。
歴史[編集]
1958年(昭和33年)4月1日に西加茂郡三好村が町制施行して三好町が発足した。平成の大合併の際には豊田市・西加茂郡・東加茂郡の全域で豊田加茂合併協議会が発足したが、人口が5万人を超えていた三好町は合併協議会から離脱した。
2010年(平成22年)1月4日、西加茂郡三好町が単独で市制施行してみよし市が発足した。これにより、西加茂郡は自然消滅した。
市名は徳島県で約4年先んじて、三好市が発足したため、ひらがなの「みよし」が採用された。
教育[編集]
- 大学
- みよし市北部の丘陵地には愛知大学と東海学園大学がキャンパスを構えていたが、現在は東海学園大学のみである。1988年から2012年までは愛知大学名古屋校舎(通称として三好キャンパス)があったが、笹島地区への名古屋キャンパス(校舎)や蟹江町へのグラウンドの設置により全面移転した。
- 高校
- 県内唯一で全県学区のスポーツ科学科を有する。普通科は三河全域だけでなく、日進市、東郷町から進学が可能[注 1]。
交通[編集]
鉄道[編集]
名鉄豊田線が通じており、市北部に三好ケ丘駅と黒笹駅の2駅がある。一方、市域の大部分は徒歩圏内に鉄道駅が存在せず、軌道系公共交通がやや不便な自治体と言える。
道路[編集]
- 高速道路
- 市域に東名高速道路の東名三好インターチェンジがあるが、鉄道同様に北寄りであり、市域の南部は豊田インターチェンジの方が便利な地区がある。
- 国道
バス[編集]
- 路線バス
- 高速バス
- 東名三好ICにバスストップが併設されているが、東名ハイウェイバスは朝名古屋行と夕静岡行の急行便しか停まらない。
顕彰碑[編集]
みよし市には以下の11の人物顕彰碑がある[1]。
- 大澤浅次郎(教員) - みよし市立北部小学校
- 大澤雄岱(教員) - みよし市立南部小学校
- 加藤直三郎(村長) - みよし市立南部小学校
- 原田久豊(村長) - 満福寺
- 加藤米次郎(棟梁) - 医王寺
- 柴田房吉(村長) - みよし市役所
- 小野田又蔵(棟梁) - みよし市明知字小池下
- 大鹿由太郎(愛知県会議員) - 百々池堤防脇
- 熊崎惣二郎(実業家) - 三好下公民館
- 大澤界雄(軍人) - 大覚寺
- 大正天皇 - みよし市三好字大慈山
その他[編集]
固定電話の市外局番は「0561」で三河地方では珍しく尾張の瀬戸のMA(単位料金区域)である。
外部リンク[編集]
脚注[編集]
- 注
- 出典
- ↑ 三好町立歴史民俗資料館『みよしの人物 みよしを彩った人々』三好町立歴史民俗資料館、2008年