富山村 (愛知県)

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富山村(とみやまむら)は、かつて愛知県北設楽郡に存在したである。

人口[編集]

2004年(平成16年)3月時点の人口は219人であり、離島を除く日本の自治体でもっとも人口が少なかった。なお、離島を含めると201人の東京都青ヶ島村がもっとも少なかった。2005年(平成17年)11月27日には豊根村に編入され、自治体としての富山村は消滅した。編入前は小字のみだったが、編入後は豊根村の大字として「富山」が設定された。

交通[編集]

鉄道の最寄駅は、静岡県浜松市天竜区にあるJR飯田線大嵐駅である。

北設楽郡では2町1村が連携してバス「おでかけ北設」を運行しており、各町村の主要地区間を結んでいる。しかし、豊根村富山地区から豊根村中心部に向かう路線は存在せず、富山地区は北設楽郡全体の公共交通網から隔絶されている。

教育[編集]

豊根村編入前は、富山小中学校のみ。廃校前は山村留学の児童生徒で辛うじて維持している状態で、現在、中学生は中心部の豊根中学校への通学となっている。
愛知県立の高校は鉄道のダイヤ事情から下宿必至で、静岡県天竜区や長野県南信州の公立高校へ通学可能な特例が設けられている。

年中行事[編集]

特産品[編集]

その他[編集]

  • 他県の富山(とやま、とみやま)と区別するため、X(旧Twitter)では富山村のハッシュタグが今でも使用されている。
  • 地区内の郵便物集配は東隣の天竜区の水窪郵便局で実施のため、旧村内の郵便番号は静岡県西部の体系となっている。

外部リンク[編集]