高浜市
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高浜市(たかはまし)は、愛知県にある市。西三河地方の南西部に位置する。
人口[編集]
人口は5万人弱。西三河地方の10自治体の人口は、豊田市、岡崎市、安城市、西尾市、刈谷市、碧南市、知立市、みよし市、高浜市、幸田町の順であるため、9市の中では最も少なく、碧海5市でも同様に最も少ない。
なお、地方自治法の時限的改正で1970年に人口3万人台で市制施行したため、市制施行からしばらくは新城市と愛知県内の市の人口最下位争いをしていた。
財政面の厳しさ[編集]
三州瓦で知られる窯業が高浜市の伝統産業であり、高浜市やきものの里かわら美術館という市立の博物館がある。
隣接する刈谷市や安城市のように自動車産業の大規模工場があるわけでもなく、碧南市や半田市のように火力発電所や鉄鋼業の大規模工場があるわけでもない。
誤解されやすいが、関西電力の高浜原子力発電所があるのは高浜市ではなく、福井県大飯郡高浜町だよ。高浜市は西三河の中でも財政基盤が貧弱な自治体であり、原発マネーで潤って地方交付税不交付団体の高浜町とは大違いである。
画期的な市庁舎建て替え手法[編集]
2017年1月には高浜市役所新庁舎が開所したが、「建物を民間事業者が建設し、建設された建物を民間事業者から賃借する」という全国的に珍しい手法を採用した。公共施設の建て替えは全国の自治体にとって重い負担になっているが、高浜市は財政面の問題から「原則として公共施設を(自前で)新築しない」という明確な方針があるのである。なお、新庁舎は旧庁舎と比べて床面積そのものも小さい。
外部リンク[編集]