海部郡 (愛知県)
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海部郡(あまぐん)とは、愛知県の尾張地方西部にある郡。人口74,097人、面積40.1km²、人口密度1,848人/km²。
所属自治体[編集]
概要[編集]
名古屋市の西側にあり、全域が濃尾平野に位置する。木曽川の東岸に位置する。
海部郡の由来は、「海部(あま)」は、愛知県西端を越えた木曽川からの漁業や航海などの職業に携わった海人部(あまのべ)に由来する。「海部郡」の字に含まれている「海」は、「木曽川」を意味する。
現在は、2町1村から成るが、かつては、津島市、愛西市、弥富市、あま市の全域、名古屋市の中川区、港区の西部も郡域だった。旧海部郡域全体を海部地域と呼ぶ。
平安時代後期に律令期からの海部郡が海東郡と海西郡に分割。1586年に木曽川の流路が変わるまで、現在の岐阜県海津市の一部も海西郡域に含まれていた。合併直前の海西郡は弥富市の大半、愛西市の一部、飛島村を郡域としていた。
木曽川の東岸に位置している自治体のうち、木曽岬町は、愛知県海部郡ではなく三重県桑名郡である。
沿革[編集]
- 1913年7月1日 - 海西郡と海東郡が合併し、海部郡が成立。
- 1947年(昭和22年)3月1日 - 津島市制施行で郡から離脱。
- 1955年(昭和30年)10月1日 - 南陽、富田の2町が名古屋市に編入。
- 2005年4月 - 佐屋町・立田村・八開村・佐織町が合併して愛西市が発足し、郡より離脱。
- 2006年4月 - 弥富町・十四山村が合併して弥富市となり、郡より離脱。
- 2010年3月末 - 七宝町・美和町・甚目寺町が合併してあま市が発足し、郡より離脱。
関連項目[編集]