豊明市
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豊明市(とよあけし)は、愛知県にある市。尾張地方に属しており、名古屋市の南東に隣接している。人口は6.8万人。
地理[編集]
歴史[編集]
鎌倉時代以降には鎌倉街道が整備され、この地域では二村山近辺を鎌倉街道が通った。1560年(永禄3年)に織田信長軍と今川義元軍が戦った桶狭間の戦いでは、この地域が戦場となった。今川義元軍が本陣を置いた場所には諸説あり、現在の名古屋市緑区だったとする説もあるが、国指定史跡となっているのは豊明市にある「桶狭間古戦場伝説地」のみである。江戸時代には東海道がこの地域を通り、阿野一里塚は道の両側に塚が現存する珍しい一里塚として国指定史跡となっている。
1953年(昭和28年)には愛知郡豊明村に中京競馬場が開場した。1965年頃に入居が開始された豊明団地などの影響で、1960年代と1970年代には人口が急成長した。1960年に約1万5000人だった人口は、1970年に約3万人となり、1980年に約5万5000人となっている。1972年(昭和47年)8月1日には愛知郡豊明町が市制施行し、愛知県で30番目の市として豊明市が発足した。
教育[編集]
大学[編集]
- (私立)桜花学園大学 - 女子大。保育学部と学芸学部を有する。
- (私立)藤田医科大学 - 旧称は名古屋保健衛生大学 → 藤田保健衛生大学。医学部と医療科学部を有する。THE世界大学ランキング2018年度版では「501-600位」となり、日本の私立大学では1位だった。
短期大学[編集]
- (私立)名古屋短期大学
高校[編集]
- (私立)星城高等学校 - 1学年14クラス前後あるマンモス私立校。男子バレーボール部は全国優勝経験のある強豪である。
- (公立)愛知県立豊明高等学校 - 市制後も公立高校が無かったため誘致して開校した。イラストレーション部は強豪であり、まんが甲子園で最優秀賞を受賞したことがある。
交通[編集]
鉄道路線では名鉄名古屋本線が通り、急行停車駅の前後駅と準急停車駅の豊明駅がある。また、国道1号や国道23号や伊勢湾岸自動車道も通り、自動車でのアクセスも良い。
施設等[編集]
出身者[編集]
注[編集]
- ↑ 地方競馬も開催権のみ残している。
外部リンク[編集]