碧南市
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碧南市(へきなんし)は、愛知県にある市。西三河地方に位置する。人口は約7.3万人。
地理[編集]
西側と南側は衣浦湾(衣浦港)である。北側には油ヶ淵があり、東側には矢作川が流れているため、市域を水域に囲まれているといえる。標高約10メートルの碧海台地と矢作川が形成する沖積低地からなっている。鉄道路線としては南北に名鉄三河線および貨物線の衣浦臨海鉄道碧南線が通っている。
歴史[編集]
戦後の1948年(昭和23年)、新川町・大浜町・棚尾町・旭村の3町1村が合併して碧南市が発足した。愛知県で10番目の市であり、碧海5市(碧南市・刈谷市・安城市・知立市・高浜市)ではもっとも市制施行が早かった。
合併前の人口は新川町が約15,000人、大浜町が約12,000人、棚尾町が約7,000人、旭村も約7,000人であり、4自治体の中で明確な中核地は存在せず、市役所も旧4町村から均等な地に設置された。
1955年には東に隣接する明治村大字西端を併合して市域を拡大した。
1957年(昭和32年)には衣浦港が重要港湾の指定を受け、昭和30年代以降には臨海工業地域として発展した。中部電力の碧南火力発電所などがある。