阿久比町
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阿久比町(あぐいちょう)とは、愛知県知多郡に存在する町である。
概要[編集]
この町の町域は北東は東浦町、東と南は半田市、北西は知多市、西は常滑市に接している。昭和28年(1953年)に町制を施行して阿久比町が誕生した。
記録によると戦国時代には阿久居、阿古居と書かれている。戦国時代、この地は久松俊勝によって支配されているが、この俊勝は松平広忠と離縁した於大の方、つまり徳川家康の生母を娶り、その間に松平定勝という家康の異父弟が生まれている。この縁で久松松平家は江戸時代において伊勢桑名藩14万石、伊予松山藩、伊予今治藩と各地に大名として立藩していずれも明治時代まで存続した。
この地は古くから農村地帯として恵まれ、丘陵地では蜜柑栽培が、阿久比川沿いでは米作が盛んに行なわれていた。現代では兼業化も進み、繊維工業が盛んに行なわれている。
町の見どころとしては平安時代に創建された平泉寺をはじめ、菅原道真の子孫が創建したといわれる洞雲院などの古寺がある。また板山長根地区に残る古窯三基は愛知県の史跡に指定されている。
年中行事[編集]
阿久比町の見どころ[編集]
人口の変遷[編集]
平成9年(1997年)時点の阿久比町の人口は2万4079人。平成30年(2018年)10月時点の人口は2万8308人である。
出身著名人[編集]
- 久松俊勝(戦国武将。徳川家康の生母・於大の方の再婚相手)
- 松平康元(久松俊勝の次男。下総国関宿藩主)
- 松平康俊(久松俊勝の三男。子孫は下総国多胡藩主)
- 松平定勝(久松俊勝の四男。伊勢桑名藩主)
- 岡戸半蔵(江戸時代後期の人物)
- 竹内昭夫(法学者)
- 都築忠七(思想史家)
- 井本直樹(元プロ野球選手。現在はスコアラー)
- 竹内雄作(競輪選手)
- 宇藤純久(プロレスラー)
教育・研究機関[編集]
愛知県教育委員会の制度に基づいて行われ、尾張学区に属し、調整区域には属さない。
高等学校[編集]
- 県立
中学校[編集]
- 町立
小学校[編集]
- 町立
- 阿久比町立南部小学校
- 阿久比町立英比小学校
- 阿久比町立草木小学校
- 阿久比町立東部小学校
幼稚園[編集]
- 阿久比町立ほくぶ幼稚園
研究施設[編集]
商業[編集]
- 主な商業施設
町内に本社・拠点を置く企業[編集]
警察[編集]
- 本部
- 交番
- 阿久比交番(知多郡阿久比町)
消防[編集]
- 本部
- 消防署
- 阿久比支署(知多郡阿久比町大字卯坂字古見堂48番地)
健康福祉施設[編集]
- オアシスセンター(保健センターと高齢者生きがい活動施設を併設した施設)
- 勤労福祉センター
- 子ども総合支援センター(子育て支援センター『あぐぴっぴ』・教育相談センター)
図書館[編集]
郵便局[編集]
- 主な郵便局
運動施設[編集]
- 阿久比町立阿久比スポーツ村
- 阿久比町立阿久比スポーツ村野球場(旧名鉄阿久比グラウンド)
- 阿久比スポーツ村陸上競技場
- 草木グラウンド
- 白沢グラウンド
- ふれあいの森(広場・公園・デイキャンプ場・パターゴルフ場・体育室などのある複合レジャー施設)。
交通[編集]
鉄道[編集]
バス[編集]
- 路線バス
道路[編集]
- 有料道路
- 国道
町内に国道は通っていない。
- 主要地方道
- 一般県道
- 愛知県道254号白沢八幡線
- 愛知県道259号草木金沢線
- 愛知県道264号阿久比半田線
- 愛知県道464号南粕谷半田線
- 愛知県道469号東浦阿久比線
- 愛知県道511号武豊大府自転車道線(知多半島サイクリングロード)
橋梁[編集]
- オアシス大橋