飛島村
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飛島村(とびしまむら)は、愛知県海部郡にある村である。愛知県西部に位置する。人口は2017年(平成29年)住民基本台帳人口で4,604人、2015年(平成27年)国勢調査で4,397人である[1]。
地理[編集]
奥三河の豊根村とともに、愛知県に2つある村の一つである。名古屋市の南西に隣接している。西は弥富市と隣接している。飛島村は大部分が干拓地であり、海抜ゼロメートル地帯が多い。名古屋港の臨海工業地帯の一角を形成しており、鉄鋼企業や火力発電所などが多数立地している。このため、2015年(平成27年)夜間人口は4,604人であるものの、昼間人口は14,004人にまで膨れ上がる。
歴史[編集]
1889年(明治22年)に海西郡飛島村が発足。1913年(大正3年)7月に所属郡が海部郡となった。1959年(昭和34年)の伊勢湾台風では、死者・行方不明者132人という甚大な被害を受け、災害から2か月間も水が引かなかった。伊勢湾台風後には臨海工業地帯が建設され、固定資産税などで全国有数の裕福な自治体に変貌した。平成の大合併時には海部郡弥富町や十四山村との合併が取り沙汰されたが、単独での村政を選択している。
教育[編集]
飛島村に高校は存在しない。
- 飛島学園 - 2010年(平成22年)に開校した公立の小中一貫校。2020年3月に閉校し、2020年4月から義務教育学校として開校した。
経済[編集]
コメ、麦、ねぎ、ホウレンソウ、花弁などが生産されている。
また、臨海部ではロケットなどが生産されている。
交通[編集]
- 鉄道
村内に鉄道路線は存在しない。
- 道路
伊勢湾岸自動車道、国道23号(名四国道)、国道302号が通じている。
- バス
コミュニティバスの飛島公共交通バスが、海部郡蟹江町の近鉄蟹江駅と飛島村を、また名古屋市の名古屋市営地下鉄名港線名古屋港駅・築地口駅・あおなみ線稲永駅と飛島村を結んでいる。
三重交通も名鉄BC - 桑名駅間のバスが村内を通過して頻発していたが、今は本数僅少である。
脚注[編集]
外部リンク[編集]