中京競馬場

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中京競馬場
施設情報
所在地愛知県豊明市間米町敷田1225
開場1953年
所有者名古屋競馬株式会社
管理・運用者日本中央競馬会
コース
周回左回り
馬場芝・ダート

中京競馬場(ちゅうきょうけいばじょう)は、愛知県豊明市にある中央競馬競馬場である。敷地の一部は名古屋市緑区に跨っている他、電話の市外局番は豊明市の0562-ではなく、名古屋市の052-となっている。

概要[編集]

明治時代から名古屋に競馬場をという構想は立ち上がっていたが、結局実現することはなかった。戦後、競馬法の改正によって名古屋に競馬場を設置することが可能になり、トヨタ自動車工業豊田利三郎愛知トヨタ自動車山口昇に協力を依頼して名古屋財界の理解を得て、競馬場施設を整備保有する「名古屋競馬株式会社」を設立。1953年に開業した。

開業当初から中央競馬と愛知県競馬組合が開催する地方競馬を併催していたが、1986年に前年までの年間7開催から4開催に減少。1994年には更に年1開催にまで減らされ、1996年に開催を休止。1999年に年1開催で復活するも、2002年を最後に地方競馬は開催されなくなった[注 1]。なお1971年から95年までは地方競馬で唯一、芝コースを使用するレースを開催していた。

芝・ダート両方のコースを持つ典型的な中央競馬の競馬場で、障害競走も実施されるが障害コースは常設されておらず、必要に応じて芝コースに障害物を置く形で実施される。最後の直線に中山競馬場の2.4%に次ぐレベルの2.0%の登り坂がある。2012年の改修工事前は芝・ダート共にほぼ平坦なコースで、第3コーナーから第1コーナーに向かう襷コースが障害コースとして使用されていた。

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  1. 但し、愛知県競馬組合は開催権を返上していない。