読売新聞の連載小説
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読売新聞の連載小説（よみうりしんぶんのれんさいしょうせつ）は、明治以来の「読売新聞」の連載小説をリスト化するプログラムである。明治から昭和初年までは主要なもの、戦後は網羅的にリスト化する。
明治から昭和戦前[編集]
- 1890 森鴎外 ふた夜
- 幸田露伴 ひげ男
- 尾崎紅葉 伽羅枕
- 1892 紅葉 三人妻
- 1894 高山樗牛 滝口入道
- 泉鏡花 義血侠血
- 1895 紅葉 不言不語
- 広津柳浪 変目伝
- 斎藤緑雨 門三味線
- 1896 紅葉 多情多恨
- 鏡花 照葉狂言
- 1897-1902 紅葉 金色夜叉
- 1900 徳田秋聲 雲のゆくへ
- 1903 小杉天外 魔風恋風
- 露伴 天うつ浪
- 1905 小栗風葉 青春
- 1906 天外 コブシ
- 1908 田山花袋 生
- 1910 島崎藤村 家
- 秋聲 足迹
- 1911 小山内薫 大川端
- 1912 阿部次郎 三太郎の日記
- 1913 長谷川時雨 明治美人伝
- 1915 秋聲 あらくれ
- 1918 近松秋江 秘密
- 1934 中里介山 大菩薩峠
- 1939 吉川英治 太閤記
戦後[編集]
- 1946 織田作之助 土曜夫人
- 1947 石川達三 望みなきに非ず
- 高見順 炎とともに
- 1948 久生十蘭 ココニ泉アリ
- 吉川英治 高山右近
- 1949 石坂洋次郎 山のかなたに
- 田村泰次郎 東京の門
- 阿部知二 生きるために
- 1950 坂口安吾 街はふるさと
- 木村毅 福沢諭吉
- 川口松太郎 宮城広場
- 林房雄 柳色新たなり
- 1951 大佛次郎 四十八人目の男
- 海音寺潮五郎 明治太平記
- 小島政二郎 女といふ城
- 1952 子母澤寛 すっ飛び駕
- 井上友一郎 午前零時
- 火野葦平 花と龍
- -60 村松梢風 近世名勝負物語
- 井上靖 風と雲と砦
- 横溝正史 探偵小僧
- 1953 吉川英治 折々の記
- 藤沢桓夫 青い薔薇
- 角田喜久雄 黒岳の魔人
- 海音寺 蒙古来る
- 永井龍男 さくらんぼ
- 川端康成 呉清源棋談
- 石川達三 悪の愉しさ
- 福田新生 バシリカの宝刀
- 湯川秀樹 しばしの幸
- 白川渥 女人の館
- 1954 北条誠 緑はるかに
- 獅子文六 青春怪談
- 草野心平 運命の人
- 長谷川幸延 寄席行灯
- 安藤鶴夫 名作聞書
- 今日出海 晴れた日に
- 細田民樹 ビショップの輪
- 角田 まぼろしの海
- 1955 子母澤 父子鷹
- 檀一雄 夕陽と拳銃
- 三島由紀夫 幸福号出帆
- 江戸川乱歩 探偵少年
- 石川達三 四十八歳の抵抗
- 1956 高木彬光 小太郎の旗
- 由起しげ子 今日のいのち
- 白川渥 ここは静かなり
- 檀一雄 少年猿飛佐助
- 五味康祐 二人の武蔵
- 竹田敏彦 母と子の窓
- 石坂 陽のあたる坂道
- 1957 井上友一郎 上と下
- 村上元三 三界飛脚
- 林房雄 息子の結婚
- 1958 吉屋信子 風のうちそと
- 井上靖 ある落日
- 源氏鶏太 実は熟したり
- 1959 富田常雄 風来物語
- 獅子文六 バナナ
- 白川渥 花の構造
- 戸川幸夫 動物風土記
- 阿川弘之 ぽんこつ
- 1960 丹羽文雄 献身
- 松本清張 砂の器
- 子母澤 おとこ鷹
- 1961 木村毅 政界夜話
- 井上友一郎 裸の英雄（近世名勝負）
- 有吉佐和子 閉店時間
- 石川達三 僕たちの失敗
- 富田常雄 江戸無情
- 松本清張 落差
- 吉屋信子 女の年輪
- 1962 安藤鶴夫 巷談本牧亭
- 井上友一郎 春団治無法録（近世名勝負）
- 永井龍男 幸吉八方ころがし（近世名勝負）
- 舟橋聖一 寝顔
- 獅子文六 可否道
- 1963 井上靖 盛装
- 永井龍男 大の虫小の虫（近世名勝負）
- 長谷川幸延 笑い泣き人生（近世名勝負）
- 大佛 月の人
- 1964 富田 春燈奇譚
- 永井 けむりよ煙（近世名勝負）
- 吉屋信子 ときの声（近世名勝負）
- 松本清張 草の陰刻
- 1965 子母澤 次郎長と勝蔵（近世名勝負）
- 石坂 台風とざくろ
- 水上勉 湖の琴
- 海音寺 西郷と大久保（近世名勝負）
- 1966 川口松太郎 悪源太郎
- 松本清張 二重葉脈
- 遠藤周作 どっこいショ
- 戸川幸夫 乃木と東郷（近世名勝負）
- 1967 獅子文六 但馬太郎治伝
- 源氏 掌の中の卵
- 司馬 妖怪
- 丹羽 婚外結婚
- 1968 八切止夫 戦国意外史
- 立原正秋 冬の旅
- 水上勉 木綿恋い記
- 安藤鶴夫 三木助歳時記
- 1969 五木寛之 にっぽん三銃士
- 檀一雄 青い雲
- 1970-76 舟橋聖一 太閤秀吉
- 井上靖 四角な船
- 1971 川口松太郎 投げ縄秀
- 1972 有吉 木瓜の花
- 1973-75 司馬 播磨灘物語
- 1975 城山三郎 毎日が日曜日
- 三好徹 海と弾痕（朝
- 1976 早乙女貢 残映（夕
- 柴田錬三郎 曲者時代（夕
- 丹羽 魂の試される時（朝
- 1977 五木 鳥の歌（朝
- 池波正太郎 忍びの旗（夕
- 1978 瀬戸内晴美 こころ（朝
- 川口松太郎 お与津御寮人（夕
- 1979 立原正秋 その年の冬（朝（絶
- 村上元三 切られお富（夕
- 1980 吉村昭 光る壁画（朝
- 丹羽 樹海（朝
- 杉本苑子 鳥影の関（夕
- 1981 三浦哲郎 はまなす物語（朝
- 1982 陳舜臣 曼荼羅の人（夕
- 司馬 箱根の坂 1982.10－83.3 朝
- 1983 平岩弓枝 青の回帰（朝
- 川口松太郎 一休さんの門（夕
- 1984 松本清張 霧の会議（朝
- 笹沢左保 夢と承知で（夕
- 1985 川口松太郎 一休さんの道（夕（絶
- 1986 永井路子 茜さす（朝
- 山田風太郎 明治十手架（夕
- 1987 阿刀田高 霧のレクイエム 1987.11－88.6 夕
- 1988 遠藤周作 反逆 1988．1－12 朝
- 神吉拓郎 おらんだ恋歌 1988.6－88.12 夕
- 1989 田中小実昌 きょうがきのうに 1989．1－7 夕
- 林真理子 本を読む女 1989.7－90．8 夕
- 1990 宮尾登美子 菊亭八百善の人びと 1990．1－91.3 朝
- 立松和平 白い空 1990.8－91.5 夕
- 1991 田辺聖子 おかあさん疲れたよ 1991．3－92.5 朝
- 黒井千次 捨てられない日 1991.5－12 夕
- 半村良 かかし長屋 1991．12－92.8 夕
- 1992 津本陽 椿と花水木 1992.5－93.11 朝
- 佐野洋 私的休暇白書 1992．8－93.4 夕
- 1993 白石一郎 風雲児 1993.4－94．8 夕
- 瀬戸内寂聴 愛死 1993．11－94.9 朝
- 1994 清水義範 家族の時代 1994．8－95．3 夕
- 灰谷健次郎 天の瞳 1994.9－95.8 朝
- 1995 山田智彦] 城盗り秀吉 1995．3－11 夕
- 村松友視 激しい夢 1995.8－96.9 朝
- 久世光彦 卑弥呼 1995．11－96．12 夕
- 1996 小島信夫 うるわしき日日 1996.9－97．4 朝
- 村上龍 イン ザ・ミソスープ 1997.1－7 夕
- 1997 辻原登 翔べ麒麟 1997.4－98.5 朝
- 三田誠広 恋する家族 1997.8－98．2 夕
- 1998 吉村昭 アメリカ彦蔵 1998.3－99．1 夕
- 林真理子 ロストワールド 1998.5－12 朝
- 1999 池澤夏樹 すばらしい新世界 1999．1－12 朝
- 高橋克彦 京伝怪異帖 1999.2－2000.1 夕
- 2000 赤瀬川原平 ゼロ発信 2000.1－6 朝
- 津本陽 弥陀の橋は 2000.6－01.9 朝
- 連城三紀彦 ゆきずりの唇 2000.1－8 夕
- 奥泉光 坊ちゃん忍者幕末見聞録 2000.9－01.5 夕
- 2001 渡辺淳一 幻覚 2001．9－02.4 朝
- 川上弘美 光ってみえるもの、あれは 川上弘美 2001.5－02.3 夕
- 2002 乙川優三郎 冬の標 2002.3－11 夕
- 陳舜臣 青山一髪 2002.5－03．11 朝
- 小林恭二 宇田川心中 2002.11－03.8 夕
- 2003 俵万智 トリアングル 2003.8－04.3 夕
- よしもとばなな 海のふた 2003.11－04.4 朝
- 2004 町田康 告白 2004.3－05.3 夕
- 宮本輝 にぎやかな天地 2004.5－05.7 朝
- 2005 重松清 空より高く 2005.3－11 夕
- 池澤夏樹 光の指で触れよ・すばらしい新世界第二部 2005.7－06.8 朝
- 角田光代 八日目の蝉 2005．11－06.7 夕
- 2006 松浦寿輝 川の光 2006.7－07．4 夕
- 沢木耕太郎 声をたずねて、君に 2006.8－07.11 朝
- 2007 諸田玲子 美女いくさ 2007.4－08.3 夕
- 小池真理子 ストロベリー・フィールズ 2007．11－08．12 朝
- 2008 唐十郎 朝顔男 2008.3－9 夕
- 伊坂幸太郎 ＳＯＳの猿 2008.10－09.7 夕
- 2009 宮部みゆき 三島屋変調物語事続 2009.1－10．1 朝
- 平野啓一郎 かたちだけの愛 2009.7－10.7 夕
- 2010 宮城谷昌光 草原の風 2010.1－11．1 朝
- 青山七恵 あかりの湖畔 2010.7-11.4 夕
- 2011 水村美苗 母の遺産 新聞小説 2011.1-4 土
- 今野敏 ペトロ 2011.4-12.1 夕
- 松浦寿輝 川の光２ 2011.1-12．10 朝
- 2012 道尾秀介 笑うハーレキン 2012.1-10 夕
- 吉田修一 怒り 2012、10－2013．10 朝
- 津本陽 忍者月輪 2012、10－2013．10 夕
- 2013 恩田陸 消滅 2013．10‐14.10 朝
- 保阪和志 朝霧通信 2013.10－14，6 夕
- 2014 佐伯一麦 空にみずうみ 夕 2014．6－15,5
- 北方謙三 魂の沃野 朝 2014．10-2016.1
- 2015 辻村深月 青空と逃げる 夕 2015.5-16.5
- 2016 池井戸潤 花咲舞が黙ってない 池井戸潤 朝 2016.1-10
- 中村文則 R帝国 夕 2016.5‐17.2
- 三浦しをん 愛なき世界 2016.10‐17.9 朝
- 2017 澤田瞳子 落花 2017.2‐11 夕
- 橋本治 黄金夜界 2017.9-18.6 朝
- 井上荒野 よその島 2017.11－18.8 夕
- 2018 堂場瞬一 奔る男 小説 金栗四三 夕 2018.8-19.6
- 2019 浅田次郎 流人道中記 朝 2018.6-19.10
- 2020 星野智幸 だまされ屋さん 夕 2019.6-20.4
- 阿川佐和子 ばあさんは15歳 朝 2019.10-20.7
- 中島京子 やさしい猫 夕 2020.4-21.4
- 角田光代 タラント 朝 2020.7-2021.7
- 2021 門井慶喜 知恵出づ 江戸再建の人 夕 2021.4-
- 川上未映子 黄色い家 朝 2021.8- 22．10
- 天野純希 猛き朝日 2021.10-22．11
- 2022 柚月裕子 風に立つ 2022.4-23．4
- 馳星周 北辰の門 2022.8-23.11
- 2023 多和田葉子 研修生（プラクティカンティン）2023.11－
柴崎友香 遠くまで歩く