由起しげ子
ナビゲーションに移動
検索に移動
由起しげ子(ゆき しげこ、1900年12月2日ー1969年12月30日)は、作家。
人物[編集]
旧姓名・新飼志げ(しんがい・しげ)。大阪府泉北郡浜寺公園生まれ。神戸女学院音楽部中退。1925年、画家の伊原宇三郎と結婚、夫婦で4年間フランスに居住。1945年別居。以後作家となり、1949年「本の話」で再開最初の芥川賞を受賞。同年発表の「警視総監の笑い」はモデル問題を引き起こした。
「女中ッ子」はベストセラーとなり1955年に田坂具隆監督、左幸子主演で映画化され評価された。なお「女中ッ子」は女中そのものではなく女中になついた子供の意味である。のち1970年代にNHK少年ドラマシリーズで「ハツさんハーイ」としてドラマ化された。
由起が死んだ時、机の上に置かれていたのが、素九鬼子が送った原稿「旅の重さ」だった。