安藤鶴夫(あんどう つるお、1908年11月16日-1969年9月9日)は、作家、演芸評論家。
本名・花島鶴夫。東京生まれ。法政大学文学部卒。落語を中心とした演芸評論で活躍し、『落語国紳士録』(1959)などの主著がある。1963年「読売新聞」に連載した最初の小説『巷談本牧亭』で直木賞を受賞する。『三木助歳時記』を連載中に死去し、未完に終った。
古典落語信奉者で、新作(創作)落語を行う落語家を批判していた。