早乙女貢

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早乙女貢(さおとめ みつぐ、1926年1月1日-2008年12月23日)は、作家。

人物[編集]

本名・鐘ケ江秀吉。満州・ハルピン市生まれ。戦後博多に引き上げる。慶応義塾大学文学部中退。1948年に上京、作家生活を始める。三度目の直木賞候補となった1968年、マリア・ルース号事件を描いた『僑人の檻』で直木賞を受賞。43歳だった。以後『北条早雲』『鎮西八郎為朝』などの歴史小説を書き、1989年『會津士魂』で吉川英治文学賞を受賞。