半村良
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半村良（はんむら りょう、1933年10月27日-2002年3月4日）は、作家。
人物[編集]
本名・清野平太郎。東京生まれ。東京都立両国高等学校卒。さまざまな職業を転々とする。1962年、ハヤカワ・SFコンテストに入選。1972年、伝奇小説『石の血脈』で星雲賞を受賞、73年『黄金伝説』で直木賞候補となる。『産霊山秘録』で泉鏡花文学賞を受賞。74年「不可蝕領域」で直木賞候補、同年、「雨やどり」で直木賞受賞。SFは直木賞をとれないと言われており、半村は「市井もの」で受賞している。
以後、SF、時代小説などを多く書き、1988年『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞、93年『かかし長屋』で柴田錬三郎賞受賞。ほかに映画化された『戦国自衛隊』がある。
国枝史郎の伝奇小説を理想とすると述べ、『妖星伝』や、長編SF『太陽の世界』を1980年から89年まで刊行していた。筆名は、イーデス・ハンソンをもじったものとする説があり、本人は否定しているが、はっきりしない。