高木彬光

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高木 彬光(たかぎ あきみつ、1920年大正9年)9月25日 - 1995年平成7年)9月9日)は、日本推理小説作家。本名は高木 誠一

作品[編集]

  • 刺青殺人事件 1948年 岩谷書店 1951 のち角川文庫光文社文庫ハルキ文庫 - 処女長編。神津恭介もの第1作。
  • 能面殺人事件 1949年 - 第2作長編。
  • 呪縛の家 1949年 - 神津恭介もの第2作。
  • 魔弾の射手 1950年 - 同第3作。
  • 白雪姫 角川文庫
  • 人形はなぜ殺される 1955年。
  • 検事霧島三郎 光文社 1964(カッパ・ノベルス)のち角川文庫、光文社文庫
  • 黄金の鍵 光文社 1970(カッパ・ブックス)のち角川文庫、光文社文庫 - 名探偵待望論に応えたバロネス・オルツイのトリビュート。
  • 白昼の死角 光文社 1960(カッパ・ノベルス)のち角川文庫、光文社文庫 - 1979年に映画化、テレビドラマ化。

時代小説[編集]

  • 振袖変化 東京文芸社 1961 のち春陽文庫
  • 偽首志願 1973 - 元禄赤穂事件の連作。
  • 首斬り志願 1973
  • 不義士志願 1973 講談社 - 高田資政の半生を通して、堀部武庸を利己的な不忠臣とした評論的小説。

合作[編集]

  • 復員殺人事件(樹のごときもの歩く) - 坂口安吾の未完作を書き継ぎ、1958年に完成[1]

交流[編集]

脚注[編集]

  1. 権田萬治「解説」(文庫版『復員殺人事件』)
  2. ユリイカ』2001年12月号(特集山田風太郎P.188)日下三蔵「山田風太郎執筆年譜」

関連項目[編集]