美波町
町旗 | |
国 | 日本 |
地方 | 四国地方 |
所属 | 徳島県海部郡 |
人口 | 6,743 人 |
面積 | 140.85 km2 |
人口密度 | 47.9 人/km2 |
公式サイト | www |
備考 | 平成の大合併により平成18年(2006年)3月31日に誕生した町。 |
概要[編集]
もともと日和佐町と由岐町は地理的・歴史的に関係が古く結びつきもあり、行政的にも連携強化を図って広域的な課題や町づくりに取り組んできた。しかし過疎化や少子高齢化が進み、さらには地方交付税の削減などから行政財政基盤の強化及び多様な住民ニーズに対応するため、平成17年(2005年)3月3日に日和佐町・由岐町合併協議会が設置され、平成18年(2006年)3月31日、海部郡日和佐町と由岐町の2町が合併して海部郡美波町が誕生する。この町は徳島県南東部に位置し、北は阿南市と那賀町、西は牟岐町と海陽町に接しており、南東は太平洋に接し、海岸部は暖かい黒潮がもたらす良好な漁場である。地元の人たちが海岸を掃除しているため、町の名前の通り、美しい波が特徴。ウミガメが有名(地元の人が掃除しているのは、ウミガメの産卵を邪魔しないようにする目的がある)。旧由岐町の伊座利集落は、辺境の集落として徐々に知名度を上げている。しかし、伊座利に行くまともな道はない。
この町の主要な産業は豊富な海の幸を生かした農林水産業と観光である。商工業では商工青年部を中心に新しい特産品の開発や各種イベントの開催が行なわれている。漁業は「獲る漁業」から「育てる漁業」への転換が行なわれ、近年では養殖漁業が盛んに行なわれている。モジャコ養殖や資源管理漁業を進めて資源の保護育成に努めるためにアワビ・サザエの中間育成施設などを整備し、さらに伊勢海老の稚魚や鮑の稚貝の放流、藻場の造成などを行なっている。観光では豊かな環境を生かしての滞在型交流などが進められ、ふれあいのある地域づくりなども行なわれている。
かつては美波町へのアクセスは急カーブ連続の道路を通る必要があったが、日和佐道路の開通により所要時間は約38%短縮され、急カーブなどの線形不良も大幅に減ったので、アクセスが容易になった。また、緊急輸送路としても使われている。[1]
見どころ[編集]
舞台となったドラマ[編集]
- ウェルかめ
- この町が、「美波町」として登場。
人口の変遷[編集]
平成18年(2006年)4月1日時点での美波町の人口は8848人、平成29年(2017年)10月1日時点での人口は6743人である。