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阿佐海岸鉄道阿佐東線

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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阿佐海岸鉄道
AK 阿佐東線
基本情報
日本国旗.png日本
所在地 徳島県高知県
種類 普通鉄道私鉄第三セクター
起点 阿波海南駅
終点 甲浦駅
駅数 4駅
路線記号 AK
開業 1992年3月26日
所有者 阿佐海岸鉄道
運営者 阿佐海岸鉄道
路線諸元
路線距離 10.0 km
軌間 1,067 mm
線路数 単線
電化方式 全線非電化
最高速度 85 km/h
リンク 阿佐海岸鉄道公式ホームページ

阿佐東線(あさとうせん)は、徳島県海部郡海陽町阿波海南駅から高知県安芸郡東洋町甲浦駅を結ぶ阿佐海岸鉄道鉄道路線である。

概要[編集]

1992年に公団工事線の阿佐東線の受け皿として、海部以南が第三セクターとして開業した路線。2020年11月にはJR四国JR牟岐線で分離された阿波海南以南を本路線に編入した。
JR牟岐線と共に「阿波室戸シーサイドライン」と呼ばれる。道路乗り入れ区間を含む沿線には室戸岬阿波海南文化村むろと廃校水族館室戸世界ジオパークセンターなどがある。

当路線はなんといってもDMV車が印象に残るという人が多いだろう。日本で初めてバスのボディに鉄道車輪を付けたシャーシを組み合わせ、鉄道・道路両方で運行可能にした車両としてJR北海道で設計されながら実現せず、室戸市方面への直通を狙っていた本路線で導入された。当初は阿波海南駅(阿波海南信号場)でモードチェンジを行い海陽町内で鉄道・道路の直通運転を行ったが、2021年12月に甲浦にもモードチェンジ信号場ができ、室戸岬方面への道路直通も開始している。
この車両に関しては全国の廃線の危機にある路線の新たな観光資源になるとして注目されている。

駅一覧[編集]

  • 阿波海南駅・甲浦駅は実際はバス停であるが、案内は「駅」である。
駅番号 駅名 接続路線 所在地
なし 阿波海南駅 四国旅客鉄道:M 27JR牟岐線(徒歩で乗り換え) 徳島県
海部郡
海陽町
AK 28 海部駅
AK 29 宍喰駅
AK 30 甲浦駅 高知県
安芸郡
東洋町

関連項目[編集]


路線
営業路線 Y U S 予讃線 - U 内子線 - G 予土線 - T 高徳線 - N 鳴門線 - B 徳島線 - M 牟岐線 - D K 土讃線 - 本四備讃線瀬戸大橋線
廃止路線 中村線(1988年転換) - 牟岐線(阿波海南 - 海部)(2020年転換) - 宇高連絡船(1988年連絡船廃止・1991年航路廃止)
車両基地・車両工場 高松運転所 - 松山運転所 - 徳島運転所 - 高知運転所(以上は乗務員区所併設) - 多度津工場
乗務員区所 高松車掌区 - 多度津運転区 - 宇和島運転区