大月駅
おおつき
Ōtsuki
当駅で撮影されたE233系0番台。 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅番号 | JC 32 中央本線/中央快速線 |
路線 | 中央本線(JR東日本) |
前後駅 | 猿橋 << 大月 >> 初狩 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業 | 1902年10月1日 |
所在地 | 山梨県大月市大月一丁目1-1 |
電報略号 | オキ |
外部リンク | 駅の情報(大月駅):JR東日本 |
備考 | 直営駅(管理駅) みどりの窓口 |
所属事業者 | 富士山麓電気鉄道 |
駅番号 | FJ01 |
路線 | 富士急行線 - 大月線 |
前後駅 | 大月 >> 上大月 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業 | 1903年1月17日 |
所在地 | 山梨県大月市大月一丁目1-1 |
外部リンク | 大月駅 時刻表:富士山に一番近い鉄道 富士急行線 |
備考 | 標高:358 m 直営駅 JR中央本線と直通運転実施(直通列車はJRホーム発着)。 |
大月駅(おおつきえき)とは、山梨県大月市大月一丁目にある、中央本線と富士急行線が乗り入れる、東日本旅客鉄道と富士山麓電気鉄道が管理する旅客駅である。
概要[編集]
特急かいじが毎時1本停車し、東京方面・甲府方面のどちらへ行くのも便利であるが、東京駅と直通をする快速電車(E233系)の大半や一部の高尾発着の普通列車は当駅折り返しとなるため、青春18きっぷなどの普通列車用フリーきっぷでは、当駅と塩山駅の間が隘路になる。
朝夕ラッシュ時に、当駅から先の富士急行線方面と東京駅とを直通する快速電車が運転される。
快速電車の甲府方面への直通列車は定期運用では存在しないため、現在ではE233系を用いた快速列車は当駅以東に直通することはない[注 1]。
当駅の駅舎は、「関東の駅百選」に選定されている[1]。
歴史[編集]
- 1902年(明治35年)10月1日 - 駅開業。
- 1903年(明治36年)1月17日 - 駅前に富士馬車鉄道が乗り入れる。
- 1929年(昭和4年)6月19日 - 富士山麓電気鉄道が開通。元・富士電気軌道(富士馬車鉄道)の当駅 - 富士吉田間廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 中央線快速電車の運転区間が当駅まで延長。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄民営化に伴って、富士急行とと東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2019年(平成31年)3月29日 - 駅ナンバリング(JC 32)を当駅に割り振る。[2][3]
- 2022年(令和4年)4月1日 - 富士急行の鉄道事業分社に伴って、富士急行の駅が富士山麓電気鉄道の駅になる[注 2]。
隣の駅[編集]
JC CO 中央本線[編集]
- 普通(3ドア)
- (立川・高尾方面 << ) 猿橋駅 - 大月駅 - 初狩駅 ( >> 甲府・韮崎・小淵沢方面)
- 各駅停車・快速・通勤快速[注 3]・中央特快・通勤特快(4ドア)
- (立川・高尾方面 << ) 猿橋駅 - 大月駅
- ※一部列車は富士急行線方面へ直通。
- 特急「あずさ(一部)」・「かいじ」
- (←新宿・東京・千葉方面) 八王子駅 - 大月駅( - 勝沼ぶどう郷駅) - 塩山駅 (甲府・松本方面→)
- 特急「富士回遊」
- (←あずさ・かいじと併結/新宿・千葉[注 4]方面) 八王子駅 - 大月駅 - 都留文科大学前駅 (富士山・河口湖方面→)
FJ 富士急行線[編集]
- 普通(中央快速線・中央本線乗り入れ含む)
- 大月駅 - 上大月駅 (富士山・河口湖方面→)
- 快速「富士登山電車」
- 大月駅 - 三つ峠駅 (富士山・河口湖方面→) [4][注 5]
- 特急「フジサン特急・富士山ビュー特急」
- 大月駅 - 都留文科大学前駅 (富士山・河口湖方面→)[4]
のりば[編集]
富士急行線ホームから順に1番線・2番線…となる。富士急行線ホームと中央線ホームは改札を隔てて繋がっている。なお、富士急行線はSuica等の交通系ICカードの使用も可能。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | FJ 富士急行線 | 下り(河口湖方面) | 都留文科大学前・下吉田・富士山・河口湖方面 |
3 | CO JC 中央線 | 下り | 塩山・甲府・韮崎・小淵沢方面・下り特急列車 |
4 | - | 折り返し列車・特急退避列車・富士急行線直通列車 | |
5 | 上り | 高尾・八王子・立川・新宿方面・上り特急列車 始発列車は3番線・4番線から発車 |
駅周辺[編集]
その他[編集]
中央自動車道は大月市街地北方を山岳トンネルで貫くため、バスストップが設けられていない。このため大月駅周辺では中央高速バスは劣勢である。
駅弁[編集]
2012年現在、駅弁の販売はない。2011年7月まで販売していた駅弁は下記の通り。販売は土曜休日のみであった。
- しめじ御飯
- お好み弁当
- 幕の内弁当
- 食べてミーナ!!
- 竹鶏物語(春季のみ)
- 釜めし
- ほろほろランチ
いずれも桂川館による調製。4・5番線ホームの売店で販売されることがあった。 また時間帯にもよるが、駅弁は富士急行線ホームで販売されていた。
駅弁以外に毎年晩夏から初秋にかけて、午後から夕方の間ホームで甲州ぶどうが立ち売りされることがある。笹子駅の名物でもあった「笹子餅」も4・5番線ホームのキオスクや改札外の売店で販売されていたが、笹子餅の車内販売や駅構内売店などの外部委託販売は2014年6月30日をもって中止され、本店と工場および笹一酒造でのみの販売となった。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 大月駅:ニッポン旅マガジン 2021年10月10日閲覧。
- ↑ 中央本線 相模湖~大月駅間へ「駅ナンバリング」を拡大:JR東日本(PDF) 2021年10月10日閲覧。
- ↑ 中央本線 相模湖—大月駅間に「駅ナンバリング」:鉄道ファン 2021年10月10日閲覧。
- ↑ a b 富士急行線の駅一覧・路線図・停車駅・お出かけ情報:トラベルタウンズ 2021年10月10日閲覧。
外部リンク[編集]
JC CO 中央本線 (関東・信越地区)の駅一覧 |