両国駅
両国駅 | |
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西口 | |
りょうごく Ryogoku | |
所在地 | 東京都墨田区橫網1丁目 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 東京都交通局(駅詳細) |
両国駅(りょうごくえき)は、東京都墨田区にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・都営地下鉄の鉄道駅である。
概要[編集]
駅は住居表示実施前の東両国に所在する。
当駅には、JR東日本の総武線各駅停車、都営地下鉄大江戸線が乗り入れている。両線は接続をとっており、乗り換えが可能である。
両国国技館の最寄り駅であることで知られる。しかし利用者数はそれほど多くなく、むしろ全盛期の1990年代に比べると[1]、かなり減ってきている[2]。
また、元旦に運行される臨時列車、その他の臨時列車が当駅から発着されることが多い。
駅構造[編集]
地上にJR、地下に地下鉄の駅があるが、両駅はかなり遠く離れているので駅待合せ時は注意が必要。また、どうしても総武線・大江戸線乗換が必要な場合を除き、両国乗換は避けた方が良い。
JR東日本[編集]
JR 両国駅* | |
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JR東日本E231系500番台中央・総武緩行線 八ミツA514(2022年5月2日) | |
りょうごく Ryōgoku | |
◄JB 20 浅草橋 (0.8km) (1.5km) 錦糸町 JB 22► | |
所在地 | 東京都墨田区横網一丁目3-20 |
駅番号 | JB 21 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■総武線(各駅停車) (正式には総武本線支線) |
キロ程 | 1.5 km(錦糸町起点) 千葉から35.9km |
電報略号 | レウ |
駅構造 | 高架駅、地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1904年(明治37年)4月5日 |
備考 | 直営駅(管理駅) 東京都区内駅 |
緩行線発着線と快速線、地平ホームがある。快速線は勾配の関係でホームは設置されなかった。これは力士が大勢乗ると起動できないからである。地平ホームはかつて房総各線に向かう列車の発着線であったが、それらは新宿駅や東京駅発着に変更となり、唯一残った新聞輸送用の荷物列車も廃止となり、定期列車は姿を消した。
東京都交通局[編集]
東京都交通局 両国駅 | |
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りょうごく Ryogoku (江戸東京博物館前) | |
◄E 11 蔵前 (1.2km) (1.0km) 森下 E 13► | |
所在地 | 東京都墨田区横網一丁目4-29 |
駅番号 | E-12 |
所属事業者 | 東京都交通局(都営地下鉄) |
所属路線 | ●大江戸線 |
キロ程 | 11.7km(都庁前起点) |
電報略号 | 両(駅名略称) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 2000年(平成12年)12月12日 |
備考 | 業務委託駅 |
歴史[編集]
駅名は、かつて成田へ行く街道が通り、東京有数の繁華街の一つであった両国橋に由来する。
その後、総武鉄道のターミナル駅として両国橋駅が作られた。開業当初は現在の東武亀戸線経由で東武鉄道の列車も乗り入れた。
国有化と共に東武列車の乗り入れは無くなり、駅名も両国駅となって、長らく、房総の玄関として東京の東のターミナルとして機能していた。しかし、総武本線の東京駅乗入れに伴い、ATCを持たない急行型気動車や電車の発着こそ存置されたが、総特急化と共に、その座を東京駅地下ホームと錦糸町駅に譲ることとなった。
現在JRは、小岩方面、秋葉原方面へのローカル電車のみが発着する。地下鉄は上野方面、門前仲町方面に伸びている。
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ “各駅の乗車人員(1999年度)”. JR東日本. 東日本旅客鉄道. 2022年9月22日確認。
- ↑ “各駅の乗車人員 2020年度 ベスト100以下(1)”. JR東日本. 企業情報. 東日本旅客鉄道. 2022年9月22日確認。
外部リンク[編集]
JB 中央・総武線各駅停車の駅一覧 |
E 都営地下鉄大江戸線の駅一覧 |