飯田橋駅
飯田橋駅(いいだばしえき En : Iidabashi Sta.)とは、東京都千代田区・新宿区・文京区にある鉄道駅。
乗り入れている路線[編集]
駅構造[編集]
JR東日本[編集]
JR 飯田橋駅 | |
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東口 | |
いいだばし Iidabashi | |
◄JB 17 水道橋 (0.7km) (1.5km) 市ケ谷 JB 15► | |
所在地 | 東京都千代田区飯田橋4-10-1 |
駅番号 | JB 16 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | JB 中央・総武線(各駅停車) |
キロ程 | 3.0 km(神田起点) 千葉から40.4km |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)11月15日 |
備考 | 東京山手線内・東京都区内駅 |
島式ホーム1面2線を有する高架駅。当駅はかつてホーム全体が大きく湾曲していたため、電車とホームの間に大きな隙間があった。当時は車内アナウンスでも注意が促されていたほか、警報のための回転灯など転落防止のための設備が多く設置されており、ホーム上のスピーカーの数も非常に多かった。また、2001年1月の新大久保駅乗客転落事故を受けて、ホーム下部の一部に避難スペースが設置された。
当駅の前身の一つである牛込駅は牛込橋(現飯田橋駅西口に接する跨線橋)近辺を北東端として四ツ谷方向へ200 mほどの区間にあった。出入口は2か所あり、一つは外堀通りに面した神楽坂下交差点のたもとで、牛込濠を埋め立てて作った連絡通路の遺構が残る。もう一つは濠の反対側、飯田橋郵便局(飯田橋サクラテラス内)の向かいにあたりあった。こちらには改札口の位置を左右から挟むようにして、石積みの構造物が残っている。
牛込駅の跡地には、千葉方面から折り返し運転をするための引き上げ線が設置されていた。しかし、東隣の水道橋駅に折り返し設備が新設されると、中央緩行線内で大幅なダイヤ乱れが発生した際は、水道橋駅で折り返し運転するようになり、当駅の引き上げ線は使用されなくなった。
この引き上げ線の跡地(旧・牛込駅)を活用して、2020年にホームを西に200m移設したうえでホームが直線化された。2016年8月7日から千代田区から飯田橋児童遊園の用地を借用した上で建設した仮駅舎での営業を開始し、牛込橋に面した旧西口は閉鎖された。この仮駅舎には階段があるのみで、エレベーターもエスカレーターも一切設置されていなかった。階段に車椅子用リフト(エスカル)は設置されていたが、所要時間が大幅にかかる上に電動車椅子は使用できないため、こういった利用者に対しては東口の利用を推奨していた。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | JB 中央・総武線(各駅停車) | 東行 | 御茶ノ水・秋葉原・千葉方面 |
2 | 西行 | 四ツ谷・新宿・三鷹方面 |
東京メトロ[編集]
東京メトロ 飯田橋駅 | |
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A2出口 | |
いいだばし Iidabashi | |
所在地 | 東京都千代田区飯田橋四丁目10-3(東西線) 東京都新宿区神楽坂一丁目13(有楽町線・南北線) |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
電報略号 | イイ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線(東西線) 1面2線(有楽町線・南北線) |
乗降人員 -統計年度- | 119,584人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)12月23日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ●東西線 |
駅番号 | T-06 |
キロ程 | 8.0km(中野起点) |
◄T 05 神楽坂 (1.2km) (0.7km) 九段下 T 07► | |
所属路線 | ●有楽町線 |
駅番号 | Y-13 |
キロ程 | 16.4km(和光市起点) |
◄Y 12 江戸川橋 (1.6km) (1.1km) 市ケ谷 Y 14► | |
所属路線 | ●南北線 |
駅番号 | N-10 |
キロ程 | 10.0km(目黒起点) |
◄N 09 市ケ谷 (1.1km) (1.4km) 後楽園 N 11► | |
備考 | 駅務管区所在駅 定期券売り場 有 |
有楽町線とJR中央総武線の乗り換えは隣の市ケ谷駅を利用する方が距離が短い。また、南北線とJR中央総武線との乗り換えは2つ先の四ツ谷駅の方が距離が短い。
東西線[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地下駅。ホームは目白通りの直下に位置している。有楽町線・南北線とは少し離れた場所に位置しており、乗換の際にはオレンジ色の改札を通る必要がある。
番線 | 路線 | 行先 |
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1 | T 東西線 | 西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 |
2 | 高田馬場・中野・三鷹方面 |
有楽町線・南北線[編集]
各線島式ホーム1面2線を有する地下駅で、外堀通りに沿うように並んでいる。S-TRAIN停車駅であり、豊洲方向は降車扱い、所沢方向は乗車のみ取り扱う。
番線 | 路線 | 行先 | 発車メロディ |
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3 | Y 有楽町線 | 永田町・有楽町・新木場方面 | ラブリートレイン |
4 | 和光市・川越市・小手指方面 | 星のゆくえ | |
5 | N 南北線 | 王子・赤羽岩淵・浦和美園方面 | 坂のある街 |
6 | 白金高輪・目黒・日吉方面 | 水の戯れ |
東京都交通局[編集]
東京都交通局 飯田橋駅 | |
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いいだばし Iidabashi | |
◄E 05 牛込神楽坂 (1.0km) (1.0km) 春日 E 07► | |
所在地 | 東京都文京区後楽1-9-5 |
駅番号 | E-06 |
所属事業者 | 東京都交通局(都営地下鉄) |
所属路線 | E大江戸線 |
キロ程 | 5.8km(都庁前起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 2000年(平成12年)12月12日 |
島式ホーム1面2線の地下駅。
南北線への乗り換えは春日駅(南北線後楽園駅)で乗り換えた方が便利である。両駅間には乗り換え専用改札があることと、ホーム間の移動距離が当駅よりも短くて済む。有楽町線、東西線との乗り換えも月島駅、門前仲町駅の方が乗り換えのための移動距離が断然短い。ただし、月島、門前仲町はいずれも東の端のため、当駅で乗り換えたほうが効率が良いケースも多い。
番線 | 路線 | 行先 |
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1 | E都営大江戸線 | 新宿西口・都庁前・(都庁前のりかえ)光が丘方面 |
2 | 上野御徒町・両国・大門方面 |
駅周辺[編集]
当駅付近には東京理科大学・法政大学といった有名私立大が多数存在している。そのため安価でボリュームのある飲食店が多く存在している。
隣の駅[編集]
- Y 有楽町線
- N南北線
- 市ケ谷駅 (N 09) - 飯田橋駅 (N 10) - 後楽園駅 (N 11)
その他[編集]
JR駅のもう一つの前身の飯田町駅は電車線と列車線のホームを備えていたが、1933年(昭和8年)に旅客列車が撤退し、その後は1999年(平成11年)まで貨物駅となっていた。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
脚注[編集]
JB 中央・総武線各駅停車の駅一覧 |
T 東京メトロ東西線の駅一覧 |
Y 東京メトロ有楽町線の駅一覧 |
N 東京メトロ南北線の駅一覧 |
E 都営地下鉄大江戸線の駅一覧 |