JR信越本線 (碓氷峠区間)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
JR信越本線 > JR信越本線 (碓氷峠区間)
信越本線碓氷峠区間
基本情報
日本国旗.png日本
所在地群馬県
種類普通鉄道在来線幹線
起点横川駅
終点軽井沢駅
駅数2駅
電報略号シエホセ
開業1893年明治26年)4月1日
廃止1997年平成9年)10月1日
所有者東日本旅客鉄道(JR東日本)
車両基地横川運転区
使用車両115系や189系やEF63など
路線諸元
路線距離11.2 km
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500V 架空電車線方式
最大勾配66.7
閉塞方式複線自動閉塞式(複線区間)

概要[編集]

信越本線最大の難関と言っても過言ではなかった碓氷峠を超える区間、碓氷線ともいわれることもある。

官営鉄道時代から事故が絶えず、多数の労力と費用が惜しみなく投入されていたが北陸新幹線長野開業に伴い廃止された。

歴史[編集]

1893年 官営鉄道中山道線として開業、当時は全線単線で途中の熊ノ平駅(当時は熊ノ平給水給炭所)で列車交換を行っていた。

1901年 横川~丸山信号場、矢ヶ崎信号所~軽井沢間が複線化、2つの信号場が設置

1906年 中山道線から信越線に改称

1912年 直流600V、第三軌条方式で電化

1914年 信越線から信越本線に改称

この節は執筆の途中です この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!

時期不明 熊ノ平駅の通過線が撤去される(少なくとも太平洋戦争後)

1963年 粘着式の新線が開業、同年9月30日に旧線廃止

1997年 北陸新幹線高崎~長野間開業、碓氷峠区間廃止

廃止後[編集]

1999年 横川運転区の跡地に碓氷峠鉄道文化むらが開業

2001年 旧線時代の廃線跡を利用したアプトの道が碓氷第三橋梁まで完成

2006年 安中市が国土交通省に対して、特定目的鉄道事業として路線化を目指したらしいが現在は進展がない。(個人的には実現して欲しかった)

2012年 アプトの道が熊ノ平駅まで開通、一様これで全通

2022年 軽井沢駅の信越本線時代配線の大部分が撤去される。

2025年予定 ED42やEF63を模した電動レールカートがとうげの湯から熊ノ平駅間で運転される予定。

碓氷線の橋梁[編集]

碓氷線を代表する橋梁として名高いのが碓氷第三橋梁(通称メガネ橋)で国の重要文化財に認定されている。[1]

他にも碓氷線には重要文化財に指定されている橋梁が多数ある、碓氷第二橋梁から碓氷第七橋梁までと碓氷第十三橋梁である、第七橋梁まではアプトの道上、第十三橋梁は国道13号旧道のホント近くにあるのでよければ見に行ってほしい。

各線の隧道[編集]

碓氷線の見どころと言えば隧道の数々である、旧線隧道は一部がアプトの道としていつでも見ることができる上、新線隧道も「あんとりっぷ」にて不定期で行われるツアーに申し込めば見学が可能

不法侵入も出来なくはないらしいが(公開前に立ち入った輩のブログが何件かある)が過去に安中市は何度か架線やレールの切断にあったため警備が厳しめなため絶対にしないように

旧道隧道の残存状況[編集]

碓氷第一隧道から碓氷第十隧道...健在
第十一隧道から第十五隧道...新線トンネルに転用
碓氷第十六隧道...横川側坑門が埋没している
碓氷第十七隧道...貫通(2018年に国重要文化財に指定されており今後整備されるかもしれない)
碓氷第十八隧道以降...新線トンネルに転用

事故[編集]

1913年、1963年、1975年に脱線事故が起きており、更に工事を急いだこともあり500人近い殉職者を工事中から起きている。

また、1950年には熊ノ平駅で数回にわたる土砂崩れが起きて50名が亡くなった。

各駅一覧[編集]

路線表記はいずれも廃止当時の物、全列車が横川駅と軽井沢駅に停車。

駅名 営業キロ 接続路線・備考 所在地
駅間 累計
横川駅 - 29.7 東日本旅客鉄道:信越本線(高崎方面) 群馬県碓氷郡松井田町
(現・安中市
丸山信号場 - 31.5 1966年(昭和41年)7月2日廃止
熊ノ平信号場(熊ノ平駅) - 35.8 1966年(昭和41年)2月1日に駅から信号場に変更。
矢ヶ崎信号場 - 40.1 1966年(昭和41年)7月2日廃止 長野県北佐久郡軽井沢町
軽井沢駅 11.2 40.9 東日本旅客鉄道:信越本線(長野方面)

使用車両[編集]

アプト式時代

蒸気機関車
気動車

粘着式時代

電気機関車
協調運転対応車
電車
横軽通過対策車
電車
気動車
客車
貨車

この節は執筆の途中です この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. a b 走行歴はない。
  2. 1000番台は協調運転装置を準備施工。
  3. 営業運転に入ったことはない。

出典[編集]

現行区間
高崎 - 横川 JR信越本線 (関東地区)
篠ノ井 - 長野 JR信越本線 (長野地区)
直江津 - 新潟 JR信越本線 (新潟地区)
支線・貨物線 JR信越本線 (貨物支線)JR信越本線 (東新潟貨物線)
廃止・移管区間
横川 - 軽井沢 廃線(1997年9月30日・現JRバス碓氷線)
軽井沢 - 篠ノ井 しなの鉄道線
長野 - 妙高高原 しなの鉄道北しなの線
妙高高原 - 直江津 えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン
軽井沢 - 篠ノ井・長野 - 妙高高原 - 直江津間は北陸新幹線開業により第三セクターへ移管。飯山線は起点駅は豊野だが、全列車が長野へ直通する。
JR東日本の鉄道路線
新幹線 東北新幹線 - 上越新幹線 - 北陸新幹線(高崎 - 上越妙高) - 山形新幹線 - 秋田新幹線
東海道線 東海道本線(東京 - 熱海)( - 上野東京ライン) - 山手線 - 埼京線 (- 赤羽線 - 川越線 - 相鉄・JR直通線) - 南武線(・浜川崎支線) - 鶴見線 - 武蔵野線 - 横浜線 - 根岸線( - 京浜東北線) - 横須賀線( - 総武快速線) - 相模線 - 伊東線
中央線 中央本線(東京 - 塩尻)(各駅停車快速関東信越地区・辰野支線) - 青梅線( - 東京アドベンチャーライン) - 五日市線 - 八高線 - 小海線 - 篠ノ井線( - 信越本線) - 大糸線(松本 - 南小谷)
東北線 東北本線上野東京ライン京浜東北線) - 常磐線各駅停車快速関東東北地区) - 高崎線 - 宇都宮線( - 湘南新宿ライン) - 上越線( - 関東信越地区・ガーラ湯沢支線) - 吾妻線 - 両毛線 - 足尾線 - 水戸線 - 真岡線 - 水郡線 - 日光線 - 烏山線 - 仙山線 - 仙石線 - 石巻線 - 気仙沼線 - 大船渡線 - 北上線 - 釜石線 - 田沢湖線 - 山田線 - 岩泉線× - 花輪線 - 八戸線 - 大湊線
総武線 総武本線緩行線快速線) - 京葉線 - 外房線 - 木原線 - 内房線 - 成田線(・空港支線我孫子支線) - 鹿島線 - 久留里線 - 東金線
磐越線 磐越東線 - 磐越西線東北信越地区) - 只見線 - 会津線
奥羽線 奥羽本線 - 米坂線 - 長井線 - 左沢線 - 男鹿線 - 五能線 - 津軽線
羽越線 羽越本線 - 白新線
陸羽線 陸羽東線 - 陸羽西線
信越線 信越本線( - 関東長野新潟地区) - 飯山線 - 越後線 - 弥彦線
全区間を他社移管 一部区間を他社移管 ×廃止