1210年
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1210年(せんにひゃくじゅうねん)は、1200年代の10年目ことであり、日本の元号では承元4年である。日本の天皇は土御門天皇であったが11月25日に順徳天皇に譲位した。鎌倉幕府の征夷大将軍は第3代将軍・源実朝である。執権は第2代執権・北条義時である。
日本の出来事[編集]
- 3月 - 幕府が武蔵の田文を造り、国務の条規を定める。北条義時の妻が熊野に参詣を行なう。
- 5月 - 幕府が朝廷の命令により、小山氏・千葉氏・三浦氏・秩父氏の御家人に本所滝口に伺候させる。
- 6月 - 幕府が守護に命じて駿河以西の駅家を夜警し、旅人を警固させる。
- 7月 - 上総の在庁官人らが国司の新儀非法を幕府に訴え、幕府が京都に奏上する。諸国が長雨・洪水となる。
- 10月 - 幕府が守護・地頭に諸国の牧場を盛んにさせる。源実朝が聖徳太子の十七条憲法と四天王寺・法隆寺宝物を観る。
- 11月 - 土御門天皇が譲位し、順徳天皇が践祚する。
- 12月 - 興福寺北円堂を造立する。
- 月不明 - 金戒光明寺山越阿弥陀図が完成する。