1233年
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1233年(せんにひゃくさんじゅうさんねん)は、1200年代の33年目ことであり、日本の元号では貞永2年であったが4月15日に改元が行なわれて天福元年となる。日本の天皇は四条天皇である。鎌倉幕府の征夷大将軍は第4代将軍・藤原頼経である。執権は第3代執権・北条泰時である。
日本の出来事[編集]
- 3月 - 下河辺行秀(智定房)が南宋に行くと称して紀伊熊野浦から出帆する。
- 4月 - 幕府が1229年以前の出挙の利息を定める。
- 5月 - 在京の御家人が乗車して洛中を往来することを禁止する。近衛基通が死去(74歳)。
- 6月 - 旱魃が続く。越中で鼠により田畑が荒らされる。
- 8月 - 幕府が地頭領内の百姓や西国の犯罪者の処置など、多くの事項について六波羅探題に指示を出す。
- 10月 - 教訓抄が撰される。
- 月不明 - 京都で猿楽が流行する。藤原信実が三十六歌仙絵巻を描く。宇治に興聖寺が建立され、道元が開山とされる。