1238年
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1238年(せんにひゃくさんじゅうはちねん)は、1200年代の38年目のことであり、日本の元号では嘉禎4年であったが11月23日に改元が行われて暦仁元年となる。日本の天皇は四条天皇である。鎌倉幕府の征夷大将軍は第4代将軍・藤原頼経である。執権は第3代執権・北条泰時である。
日本の出来事[編集]
- 2月 - 将軍の藤原頼経が上洛する。二階堂行村が死去(84歳)。
- 閏2月 - 鞍馬寺が焼ける。
- 3月 - 四条天皇が春日神社に行幸する。小山朝政が死去(84歳)。高野山大塔供養が行なわれる。
- 5月 - 藤原頼経が四条天皇に扇などを献上する。
- 6月 - 藤原頼経が京都の警備を強化して盗賊の追捕を行なわせる。藤原頼経が春日神社に参詣する。京都で洪水が起こり、民家が倒壊する。神子栄尊が南宋より帰国して肥前に万寿寺を建立する。
- 9月 - 幕府が新補地頭及び本地頭に対する改易の法律を制定する。
- 10月 - 鞍馬寺が上棟し、藤原頼経が剣・馬・砂金などを寄進する。藤原頼経が鎌倉に帰還する。
- 12月 - 幕府が御家人の後家が再婚する際に所領を没収されないため、亡夫の所領を偽って子息などに譲り安堵を得ることなどを禁止する。