1230年
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1230年(せんにひゃくさんじゅうねん)は、1200年代の30年目ことであり、日本の元号では寛喜2年である。日本の天皇は後堀河天皇である。鎌倉幕府の征夷大将軍は第4代将軍・藤原頼経である。執権は第3代執権・北条泰時である。
日本の出来事[編集]
- 2月 - 摂津勝雄寺に豊島牧を領知させる。
- 3月 - 北条泰時が弟の北条重時を六波羅探題に派遣する。
- 6月 - 天皇が宣旨を下して米価を定める。
- 7月 - 天皇が勅使を派遣して東大寺勅封倉・綱封倉(正倉院)を開検させる。
- 9月 - 諸国に対して新しい荘園を禁止させる。
- 10月 - 盗賊が東大寺の勅封倉を破り、宝物を盗む。
- 11月 - 西国の荘園・公領の地頭が領家預所と訴訟して六波羅探題の裁断に従わないときには幕府に注進するように命令を出す。
- 12月 - 将軍の藤原頼経が源頼家の娘の竹御所と結婚する。松殿基房が死去(86歳)。
- この年は気候不順で諸国に飢饉が拡大した。