西名古屋港線
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AN あおなみ線 (西名古屋港線) | |
---|---|
概要 | |
起終点 | 起点:名古屋駅 終点:金城ふ頭駅 |
駅数 | 11駅 |
路線記号 | AN |
ウェブサイト | あおなみ線 ホームページ |
運営 | |
開業 | 1950年6月1日 |
旅客営業開始 | 2004年10月6日 |
所有者 | 日本国有鉄道→ 東海旅客鉄道→ 名古屋臨海高速鉄道 |
運営者 | 名古屋臨海高速鉄道(第1種鉄道事業者) 日本貨物鉄道(第2種鉄道事業者) |
使用車両 | 車両の節を参照 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 15.2 km (9.4 mi) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
電化 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
運行速度 | 最高100 km/h |
外部リンク | |
西名古屋港線(にしなごやこうせん)は、愛知県名古屋市中村区の名古屋駅から名古屋市港区の金城ふ頭駅を結ぶ名古屋臨海高速鉄道の鉄道路線である。愛称はあおなみ線。
概要[編集]
国鉄分民化後もしばらく東海道本線の貨物支線で西名古屋港線は通称だったが、正式名称とした上で、2004年10月6日に旅客営業を開始し、同時に、名古屋〜名古屋貨物ターミナル間で日本貨物鉄道が第二種鉄道事業者として貨物営業を行っている。なお、東京・松本方面から名古屋貨物ターミナルへは、稲沢駅でスイッチバックしての入線で、方転を伴わない愛知環状鉄道や東海交通事業城北線は活用されていない[注 1]。
通過自治体[編集]
略称[編集]
正式名称の「名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線」は、旅客案内上長すぎるため、愛称として「あおなみ線」がある。イメージカラーの「あお」、名古屋の「な」、港の「み」と頭文字をとって作られた。
種別[編集]
普通[編集]
各駅に停まる。日中は基本15分間隔であるが、土日にポートメッセ名古屋などでイベントがあるときには増発されたりする。平日土日ともに最終列車は途中の稲永止まりになっている。
ノンストップ[編集]
その名の通り名古屋から金城ふ頭までノンストップで運転される。土日祝にポートメッセ名古屋などでイベントがあるときに運行される臨時種別。一応臨時だが遠近分離の効果が大きいため、かなりの頻度で運行されており目にすることはそこまで難しくない。
旅客車両[編集]
2004年の旅客営業開始時より1000形4連8本が投入され、それ以降の増備はない。車体は日車ブロック工法を採用した20m3ドア車体だが、システム上は313系と共通である。大規模な検査は神領車両区で行われる。
駅一覧[編集]
- 全駅愛知県名古屋市に所在。
- 定期列車は各駅に停車する普通列車のみ。ノンストップ列車が運行されることがあるが、一覧では停車駅は省略する。
駅番号 | 駅名 | 旅客 駅間 キロ |
旅客 営業 キロ |
貨物 営業 キロ |
接続路線・備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|---|
AN 01 | 名古屋駅 | - | 0.0 | 0.0 | 東海旅客鉄道: 東海道新幹線・CA 東海道本線 (CA68)・CF 中央本線 (CF00)・CJ 関西本線 (CJ00) 名古屋市営地下鉄:H 東山線 (H 08)・S 桜通線 (S 02) 名古屋鉄道:NH 名古屋本線(名鉄名古屋駅: NH36) 近畿日本鉄道:E 名古屋線(近鉄名古屋駅: E01) |
中村区 |
AN 02 | ささしまライブ駅 | 0.8 | 0.8 | - | ||
笹島信号場 | - | (1.8) | (1.8) | |||
AN 03 | 小本駅 | 2.5 | 3.3 | - | 中川区 | |
AN 04 | 荒子駅 | 1.0 | 4.3 | - | ||
名古屋貨物ターミナル駅 | - | - | 5.1 | |||
AN 05 | 南荒子駅 | 0.9 | 5.2 | - | ||
AN 06 | 中島駅 | 0.7 | 5.9 | - | ||
AN 07 | 港北駅 | 1.2 | 7.1 | - | 港区 | |
AN 08 | 荒子川公園駅 | 1.1 | 8.2 | - | ||
AN 09 | 稲永駅 | 1.6 | 9.8 | - | ||
潮凪信号場 | - | (11.0) | - | |||
AN 10 | 野跡駅 | 2.3 | 12.1 | - | ||
AN 11 | 金城ふ頭駅 (ポートメッセなごや) |
3.1 | 15.2 | - |
- 日本貨物鉄道第二種鉄道事業区間:名古屋駅 - 名古屋貨物ターミナル駅間
- 名古屋貨物ターミナル駅は営業キロ上では荒子駅 - 南荒子駅間にあり、貨物列車は名古屋駅から荒子駅北側(小本側)まで旅客列車と同じ線路を走行する。
- 貨物線時代には潮凪信号場から分岐する潮凪車庫の位置に西名古屋港駅が置かれた(当時は終点、キロ程12.6km)。また、起点は笹島駅であった。
- ささしまライブ駅 - 小本駅間には「黄金駅(仮称)」が設置される予定だったが、需要が当初予測を下回る見込みになったことから、2004年10月開業時点での設置は見送られている[1]。
脚注[編集]
- 注
- 出典
- ↑ 黄金駅についての主なソース:
- 愛知県企画部交通対策室(編) 『あいちの交通 1998 愛知県の交通の現況と交通対策』 愛知県企画部交通対策室、1998年3月、67頁。
- 名古屋臨海高速鉄道株式会社・名古屋港管理組合「西名古屋港線(名古屋・金城ふ頭間)建設事業に係る環境調査結果報告書(工事中)(PDF)」2005年3月 名古屋市環境局 なごやの環境アセスメント(Internet Archiveより)
- 『月刊ナゴヤ・ポート・ニュース』平成15年2月号 名古屋港管理組合総務部(広報担当)広報係