謎の○○もどきの候補一覧
ここでは、謎の○○もどきの候補となり得るものについて、主観に基づき挙げる。
以下の2種類に分類する。
- タイプA: 自称〇〇だが、実質〇〇ではない
- タイプB: 実質〇〇だが、自称〇〇ではない
謎の百科事典もどき[編集]
エンペディア[編集]
もはや確定事項であり、本項を作るきっかけとなった元ネタ。1st Enpedia創設者のオレリ氏により提唱されたが、長らく「謎の百科事典もどき」という定義を保証する合意や方針は存在しておらず「謎の百科事典(もどき)n (nは任意の自然数)」とも呼ぶべき状態だった。2016年にこちらの議論に基づき公式に「謎の百科事典もどき」となった。
ちなみに、2018年にはこちらの議論に基づいて、エンペディアの管理者の公式な愛称が「謎の管理者もどき」と決められた。......が、約一名を用いて全く使われておらず、広まる気配がない。愛称 #とは
ウィキペディア(却下)[編集]
タイプA。執筆者が専門家とは限らず、査読もなく、信憑性も怪しい内容が散見される。ということで百科事典もどきと言える。しかし、「謎の百科事典もどき」を名乗るのが許されるのはエンペディア様ただ一つであり、ウィキペディアに名乗る資格は無い。
謎の軍隊もどき[編集]
タイプB。日本は日本国憲法第9条2項に於いて、軍隊の放棄を謳っているが、実際は自衛隊が存在する。歴代政権も自衛隊を軍隊と見做していない。
謎の被差別部落ゼロもどき[編集]
タイプA。東北地方を初め、被差別部落が存在しないとされている都道県があるが (京都府と大阪府はない地域がほとんどない)、実際は、同和対策事業に指定されると被差別部落と判明するので差別を恐れて指定を断っただけである。被差別部落 = 同和対策事業ではない。
謎の新交通もどき[編集]
ウイングシャトル[編集]
タイプB。ゴムタイヤで動くれっきとした鉄道にしか見えないが、建築基準法を適用した建造物の扱いで、法規上エレベーターとして扱われる。
謎の高速道路もどき[編集]
既にカテゴリが形成され、存廃議論がされているが、そもそも「高速道路」の定義が曖昧であるため議論は進んでいない。
謎の地下鉄もどき[編集]
タイプA,B。jawp:日本の地下鉄に列挙された各路線。東京地下鉄や大阪市高速電気軌道発足後、「地下鉄」の定義の曖昧さが増し、地下鉄として扱われることが少ないが地下区間の長い路線、逆に地下鉄の名を持つが地上区間の長い路線が数多く存在する。
ウィーン地下鉄 U4,U6号線[編集]
タイプA。シュタットバーン(都市鉄道)に由来する路線のため、地下鉄でありながら路線の大半が地上である。U4号線は地下鉄車両を用いるが、U6号線に至っては車両も路面電車規格のものを用いている。
謎の新幹線もどき[編集]
山形新幹線・秋田新幹線[編集]
タイプA。非鉄から見たら新幹線にしか見えないが、ミニ新幹線区間は法律上在来線として扱われる。新在直通が珍しくも何ともないヨーロッパでは、高速鉄道が直通する在来線をわざわざ高速鉄道と呼ばない。
ガーラ湯沢駅・博多南駅[編集]
タイプB。いずれも新幹線規格で建設され新幹線列車が直通するが、法律上は在来線の駅。
京成成田スカイアクセス線[編集]
タイブB。成田新幹線予定地に巧みに建設し、北海道新幹線の一部区間や東北新幹線大宮以南の最高速度より早い、最高時速160kmで運行しながら、在来線の定義を覆すにまで至っていない。
北越急行ほくほく線[編集]
タイブB。もはや過去の事例。鉄建公団工事線を巧みに高速化し、北海道新幹線の一部区間や東北新幹線大宮以南の最高速度より早い、最高時速160kmを狭軌で唯一実現しながら、後に続く路線がなかった。
ヨーロッパの一部在来線[編集]
タイブB。在来の普通の路線でも、日本と違い停止時の制動距離に関する規制が緩いため、200km/h運行可能な区間がところどころにある。
謎の鉄道駅もどき[編集]
旧鉄道線だったBRTの各駅[編集]
タイプA。「駅」を名乗っているが実運用上も法律上も名実ともにバス停であり、列車は全く来ない。
国鉄バスの自動車駅[編集]
タイプA。大半は過去の事例。「駅」を名乗り、鉄道線駅への切符も売っていたが、実運用上も法律上も名実ともにバスターミナルであり、列車は全く来ない。
センター東駅・センター中央駅・センター西駅[編集]
タイプA。訓練用の駅であるため正式には駅ではない。東京メトロ訓練線にある。
謎の路面電車もどき[編集]
広島電鉄宮島線[編集]
タイプB。法規上は鉄道だが、いち早く高床車を捨て、軌道線と共用の路面電車しか運行していない路線。
伊予鉄道城北線[編集]
タイプB。創業経緯や法規上は鉄道だが、広電宮島線よりさらに早く高床車を捨て、軌道線と共用の路面電車しか運行していない路線。
富山地方鉄道富山港線 奥田中学校前以北[編集]
タイプB。JR富山港線から転用された区間は鉄道事業法により運用されているが、車両は路面電車タイプで運行されている。
万葉線 六渡寺以東[編集]
タイプB。富山地鉄射水線から転換された区間は鉄道事業法により運用されているが、車両は路面電車タイプで運行されている。
福井鉄道福武線 鉄軌分界点以西[編集]
タイプB。こちらも鉄道事業法により運用されているが、2006年のホーム切り下げ以降は路面電車タイプの車両の運行が中心となった。
江ノ島電鉄[編集]
タイプB。法規上は鉄道だが、路面電車サイズの車両しか走らない他、腰越 - 江ノ島間に至っては路面電車と同じ併用軌道である。
筑豊電気鉄道線[編集]
タイプB。法規上は鉄道だが、西鉄北九州線と直通運転を行っていた名残で路面電車タイプの車両しか用意されていない。
京阪大津線[編集]
タイプA。法規上の路面電車だが、ほとんどが専用軌道で最高速度も70km/h以上と高い[注 1]挙げ句、京津線に至っては山を越えるなど、もはや化け物と言って良いレベル。
名鉄豊川線[編集]
タイプA。法規上は軌道線で、開業時は路面電車タイプの車両で運行していたが、全区間専用軌道で高架区間も存在し、現在では最高速度も85km/hと高く[注 1]、車両も他路線直通可能な鉄道線車両が充てられている。
宇都宮ライトレール[編集]
タイプA。法規上の路面電車で、今のところ高架の専用軌道がある以外、特に風変わりな場所はないが、今後専用軌道区間での最高速度を70km/hに引き上げたり[注 1]、快速運転を行ったりという計画がある。
東急世田谷線[編集]
タイプA。軌道線で、車両や駅、運賃の支払い方は路面電車のそれだが、併用軌道の区間は全くない。
大阪市高速電気軌道の大半の路線およびその直通先の一部[編集]
タイプA。道路直下にあることで法規上は路面電車の延長線上の扱いにしているが、どのように見ても鉄道でしかない。
千葉都市モノレール[編集]
タイプA。補助金の都合から法規上は軌道扱い。
謎のホームライナーもどき[編集]
313系静シスS編成[編集]
タイプA。神領時代はセントラルライナー廃止後もホームライナーの運用があったが、静岡転属後は普通列車のみの運用となっている。いち早く373系を置き換える形でホームライナーもどきから脱却するべきである。
謎の旧型国電もどき[編集]
2024年現在、現存車はないためすべて過去の事例である。
モハ72970[編集]
タイプB。車体が新性能の103系タイプに更新されたが、併結相手が72系となるなど、性能は正真正銘の旧型国電。1980年、更新からわずか8年で廃車。
72系970番台・103系3000番台[編集]
タイプB、のちタイプA。上記モハ72970と同様に103系タイプの車体に更新されたことに加え、補助電源装置の交流化もなされ、編成中間に従来の旧型国電を組み込む運用はできなくなった。1985年の仙石線撤退後は予備品を用いて103系に改造されたが、台枠のみは2005年の廃車まで72系由来のままであった。
2代目モハ62系[編集]
タイプB。こちらは115系タイプの車体に更新され、補助電源装置も交流化されたパターン。1986年廃車。
相鉄3000系電車[編集]
タイプA。旧型国電由来の車両の集まりだが、晩年はVVVF化を受けるなど、もはや面影がなくなっていた。
東武7800系電車[編集]
タイプB。旧型国電の63系を車体更新した7300系をもとにして製造された吊り掛け駆動方式の電車だが、書類上は完全新車である。1986年までに5000系列に更新され、2007年までに5000系列も全廃。
M72970[編集]
タイプA、かつ明らかなジョーク。唯一、エンペディアで「謎の旧型国電もどき」を名乗る利用者。由来は上記モハ72970に由来する。
謎のもどき建築物[編集]
24系寝台車「夢空間」[編集]
タイプA。横浜博覧会で「車両の形をした建築物」として展示するにあたり、消防法に準じた火災報知器などが設置された。
深谷駅[編集]
タイプA。事実上の「東京駅もどき」。
謎の落語家もどき[編集]
三遊亭一太郎[編集]
タイプA。本名会一太郎であり、バリバリの落語家であった故・三遊亭円楽の息子で真打でもあるが、本業は声優である。
山田隆夫[編集]
タイプB。笑点の座布団運びも一応鈴々舎鈴丸という高座名を持つ。
落語立川流B・Cコース[編集]
タイプA。過去の事例。落語立川流では、談志一門のプロ落語家(Aコース)以外に、談志が認知の芸能人向けBコース、一般人向けCコースの弟子が存在したが、家元の談志逝去後に廃止[注 2]。
謎の声優もどき[編集]
桂歌丸・三遊亭小遊三[編集]
タイプB。いずれも本業は落語家だが、落語天女おゆいにてそれぞれ本人役で声優として出演したことがある。
9代目林家正蔵[編集]
タイプB。本業は落語家だが、前名のこぶ平時代に「タッチ」の松平孝太郎役というメインキャストの声優をやっている。
戸田恵子[編集]
タイプA。とはいえ、それいけ!アンパンマン以外、声優の仕事はやっていない。
美山加恋[編集]
兼業声優なのでタイプAだが、エンタメニュースに載るのは女優の話題ばかりである。
謎の犯罪者もどき[編集]
三遊亭小遊三[編集]
タイプA。犯罪者を自称していて、網走刑務所にも入ったことがあると言っているが、本当は逮捕歴も前科も無い。
ヨネスケ[編集]
タイプB。本業は落語家だが、しゃもじを持ってゆうげの家庭をアポ無し訪問するという「日本で一番有名な不法侵入者[Joke]」。
謎のミュージシャンもどき[編集]
ピエール瀧[編集]
タイプA。テクノユニット電気グルーヴのメンバーであるが、結成当初から「楽器を弾けないミュージシャン」として有名であり、ライブでは現在に至るまでひたすらステージ前面で暴れる(そしてたまに歌う)ポジションである。担当パートも「瀧(もしくはTAKI)」という謎のポジション名が付けられている。2019年に薬物使用で逮捕されるまではむしろ俳優としての活動比率の方が大きかった。
城島茂[編集]
タイプB。今や自然愛好タレントの顔の方が強く、TOKIOでギターをしていたのを知るのは…って感じ。
スイマーズ[編集]
タイプA。『イカすバンド天国』出身バンド。水泳帽にゴーグル、海水パンツ一丁のいでたちで、一応演奏は出来たが完全にイロモノ枠だった。
謎のお笑い芸人もどき[編集]
マキタスポーツ[編集]
タイプB。俳優やミュージシャンで出演することが多く、元はお笑い芸人ということを知らない人も少なくない。
夙川アトム[編集]
タイプB。あらびき団にも出た元お笑い芸人だが、全国的にはBK朝ドラの俳優としての知名度の方が高い。
木村卓寛[編集]
タイプB。今や岩手県のローカルタレントで、「エロ詩吟」で売れた過去は微塵もない。
謎のプロレスラーもどき[編集]
マジックマン[編集]
タイプA。みちのくプロレスに来日して、試合前にマジックを披露するが、レスラーとしての実力は「?」マークで、試合開始後秒で負けることが多かった。
ジョー・プルート[編集]
タイプA。1988年1月の全日本プロレス新春ジャイアントシリーズに突如参戦した外国人レスラー。試合ぶりが酷かったせいで一試合で出番がなくなった。技はボディスラムぐらいしかできなかったという……[1]。
ヨシヒコ[編集]
タイプBなのかな? DDTに登場したプロレスラー扱いの空気人形。なんだこりゃと思った方は画像検索をお勧めする。
謎のSUVもどき[編集]
そもそもクロスオーバーSUV自体がSUVもどきのようなジャンルである。本格的なSUVよりも謎に人気があり、日本でSUVと言ったらだいたいこの謎のSUVもどきであるクロスオーバーSUVである。
スバル・インプレッサ グラベルEX[編集]
タイプA。1995年、初代インプレッサスポーツワゴンをベースにし、当時の日本のクロカン車に多かったツートンカラーを採用し、バンパーガードとリアゲートにタイヤキャリアを装備した限定生産車である。WRXの2Lターボエンジンを搭載し、謎に最高出力220psを発揮する四輪駆動車である。そして気持ちすこしリフトアップされている。この凄いのか凄くないのかよくわからないスペックのせいか1000台ちょっとしか販売されず、かなりのレア車扱いされている。後のフォレスターやXVにつながったといわれている、時代を先取りしすぎた車でもある。
VW・クロスポロ[編集]
タイプA。2005年、同社の4代目ポロをベースにルーフレールやフォグランプが装着され、車高も若干リフトアップされたモデルである。何故か人気があったせいで5代目にモデルチェンジした際にも引き続き設定され、2018年までラインナップされていた。ベースの5代目ポロが引き締まったフロントフェイスであるため、なかなか凛々しい風貌を持つ。環境性能もそこそこ優れている。また、オレンジ色の専用色がラインナップされている。クロスオーバー風であるが、ドイツ本国仕様と日本仕様のどちらも前輪駆動のみである。まさにSUVもどきである。
日産・ラシーン[編集]
タイプA。1994年に日産から発売されたクロスオーバーSUV。コンセプトが「クロカン車っぽい雰囲気を楽しむ車」だったため、まさにSUVもどきである。見た目はいかにもクロカンテイストであり、実際駆動方式も四輪駆動ではあるものの、あくまでベースは当時のB13型サニーである。当時はRV車ブームであり、パジェロなどの本格的なクロカン車こそ至高といわれていた時代であったため、上記のグラベルEX同様現在のクロスオーバーSUVブームを先取りしすぎたともいわれている。ゆるキャン△にも登場しており、地味に人気のある車。
謎の○○学校もどき[編集]
高等専門学校[編集]
タイプA。れっきとした一条校だが、時に専門学校の一部と誤解される。ある意味、「高校+短大もどき」と言えるし、専攻科は「大学もどき」と言えなくもない。
毎日通学の通信制高校[編集]
タイプB。もはや「全日制高校もどき」状態。
昼間定時制高校[編集]
タイプB。所定の4時間に加え、追加で毎日2時間校内で授業を受けると、3年で卒業可能なため、これも「全日制高校もどき」状態。
高等学校本科+専攻科の5年一貫教育校[編集]
タイプB。修業年数は高等専門学校と同じ5年間だが、高等専門学校になれず、高専、短大、2年制専門学校のように修了後の学術称号ももらえない「高等専門学校あるいは高校+短大もどき」。
「私立の」大学校[編集]
タイプA。専門学校(専修学校専門課程)の一種だが、時に大学や短期大学や省庁大学校と同類と誤解される。
4年制専門学校[編集]
タイプB。専門学校(専修学校専門課程)の一種だが、修了時に称号として貰える「高度専門士」の資格で大学院修士課程進学が可能なため、実質「大学学部もどき」である。
海上技術学校[編集]
タイプB。国立学校かつ修了後に大学進学可能なため、高校と誤解される。
フリースクール[編集]
タイプB。非公認の教育施設ながら世間の認知度はそれなりにあり、「小中学校もどき」状態。
自称進学校[編集]
虹ヶ咲学園[編集]
タイプA。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会にて登場する中高一貫校という設定ではあるものの、14歳で高校通いという明らかに日本の学校教育法に反したキャラがおり[注 3]、無認可校の可能性を指摘する者がいる[2]が、所詮はアニメやゲームなので気にしてはいけない。
謎の合戦もどき[編集]
赤塚の戦い[編集]
タイプA。織田信長が当主就任後の最初の戦い。織田氏から謀反を起こした山口教継・山口教吉親子が挙兵して鳴海城付近で織田勢と交戦するが、戦いで負傷し落馬した者をお互いで引っ張り合うという、従来の戦とは全く違う光景が見られた。
坂本対陣[編集]
タイプA。織田信長と対立関係におかれた浅井長政は、近江坂本において織田勢と対陣。これでも一応合戦という基準は満たされ、「謎の戦もどき」という印象が最も強いだろう。
小牧・長久手の戦い[編集]
タイプA。徳川家康と豊臣秀吉が対決した著名な合戦。家康主人公の大河ドラマの徳川家康 (NHK大河ドラマ)では1983年7月10日に、どうする家康では2023年8月20日に放送された。長久手の戦いでは三河中入りを実行していた池田恒興・森長可勢を徳川総勢が完膚なきまで叩き潰したことで知られるが、記録に残るうちでは「小牧の戦い」というのは無く、小牧山城で秀吉勢と対峙していただけだった。
謎の帝国もどき[編集]
エンペディア帝国[編集]
タイプA。首相が国家元首で、皇帝はいないが帝国は自称している。
ドイツ第三帝国[編集]
タイプA。よく「第三帝国」とか言われるが、実際は皇帝がいない。なお、肝心の総統閣下は帝政復活に懐疑的だった。
神聖ドナルド帝国[編集]
タイプA。架空の帝国。ドナルド・マクドナルドが皇帝らしい。
しかもドナルドを神聖ドナルド帝国唯一皇帝ドナルド陛下にするためだけに存在する。
「ドナルド教」も参照
謎の民主国家もどき[編集]
朝鮮民主主義人民共和国[編集]
タイプA。恐らく世界一民主主義が無い国。共和国を謳っているが、金家の世襲制が続いているためほぼ王政である。西側の文化に触れたり、政権を批判したものは容赦なく収容所送りとなる。そんな北朝鮮、実はちゃんと選挙制度がある。ただ、脱北者の証言によれば投票所に軍隊が駐屯しているそうで、投票用紙にも個人情報をビッシリ書かなければならない。もし将軍様と朝鮮労働党以外に投票しようもんなら...お察しください。
謎の国家もどき[編集]
ハット・リバー公国[編集]
タイプA。長らくオーストラリアからの独立を誇示してきたが、コロナ禍における観光収入の低下と税金の未払いによって国家として終わった[3]。
シーランド公国[編集]
タイプA。世界最小の国家を自称しているが、シーランド公国を国として認めた国家は存在しない。
謎のBRTもどき[編集]
日本のBRTはたいてい該当する。正真正銘のBRTは名古屋市交通局の基幹バス程度である。しかし、バス停に改札があったり、バス専用レーンの横断がほぼ不可能であったりするのが本当のBRTらしく、基幹バスでもまだ足りないという考え方もある。
日田彦山線・気仙沼線・大船渡線などのBRT[編集]
タイプA。一車線しかない専用道路を上りと下りのバスが走り、バスの行き違いもあるという、とても高速とは言えないBRT。
いまざとライナー[編集]
タイプA。BRTを自称するただの急行バス。専用レーンもなければ信号待ちもある。
名古屋ガイドウェイバス ゆとりーとライン[編集]
タイプB。事実上のBRTだが、ガイドレールがあるため法規上は鉄道として扱われる。但し、バス専用道扱いに転換予定がある。
関電トンネルトロリーバス[編集]
タイプB。もどきは過去の事例。日本では無軌条電車扱いのトロリーバスだったが、2019年に旅客輸送は一般車禁止のトンネルを走行する電気バスとなった。
立山黒部貫光トンネルトロリーバス[編集]
タイプB。同様に無軌条電車扱いのトロリーバスで、こちらは2024年時点でも現存するが、2025年に電気バスへの切り替えを見込んでいる。
謎の大河もどき[編集]
琉球の風 DRAGON SPIRIT[編集]
タイプA。大河ドラマ界隈で最も変な大河とされる。1993年1月から6月までの半年間(2クール)放送されていた。原作は陳舜臣の『琉球の風』。従来の大河とは違い、主題歌に谷村新司作詞の歌詞がついていたりとこれまでの常識を覆すような作品となったが、次作の『炎立つ』の視聴率低迷で、2クール仕立ての新機軸を断念し、次々作から再び年単位の放送となった。
春の波濤[編集]
タイプA。前々作、前作と共に「現代三部作」とされ、非時代劇の大河だが、「大河=時代劇」の視聴慣習を覆すのは難しく、終了後に時代劇に戻した『独眼竜政宗』は高視聴率だった。
いだてん〜東京オリムピック噺〜[編集]
2020年東京オリンピック盛り上げのタイプAの大河。宮藤官九郎脚本で、『カムカムエヴリバディ』を先取った複数世代のドラマに仕立てたが、中村勘九郎が親子2代大河主演で話題になることはほとんど無く、宮藤脚本のハズレ作品の一つとされる。ちなみに前畑秀子題材の朝ドラ誘致を目指していた和歌山県橋本市にとっても失望作品となった。
大河への道[編集]
タイプB。大河ドラマではないが、「大河ドラマを作る制作陣」がテーマとなっている日本映画。2021年公開。
謎の元首もどき[編集]
関白[編集]
タイプB。藤原時代、天皇の親戚として国の実権を握り、安土桃山時代に豊臣秀吉が天皇から下賜されて同様のポジションに就いた。
征夷大将軍[編集]
タイプB。源頼朝から徳川慶喜まで、国の実権を握っていたものの天皇よりは格下であり、謎の皇帝もどき・謎の王様もどきといった状態であった。
執権[編集]
タイプB。上の将軍と同じくだが、謎の国王もどきに加え、「謎の将軍もどき」も兼ねていた。
鎮守府将軍[編集]
タイプA。征夷大将軍が発足する以前、奈良時代ごろに発足した世界で2番目の将軍職。蝦夷に近い陸奥守の官職の人が多く任命された。源頼朝の征夷大将軍任命により廃止された、「謎の将軍もどき」。
右近衛大将[編集]
タイプA。足利義昭京追放後、織田信長がこの官位で政権トップになり、「元首もどき」となった。
プリンス・オブ・ウェールズ[編集]
タイプA。イギリスの王太子が代々受け継ぐ称号。これは「ウェールズの国王」という意味であるが、実際にウェールズの統治に直接かかわっているわけではない。
スルタン[編集]
タイプB。日本の将軍に似て「実権は握るが、宗教指導者のカリフから与えられた」アラブ世界の支配者。
謎の占いもどき[編集]
パンティ火吹き占い[編集]
タイプA。別冊宝島の占い特集に掲載されていた占い。棒の先にパンティを巻き付け、火を吹いて焼け具合で占うというもの。論理的に可能だが、どちらかというとパフォーマンス重視の占いである。
謎のブログもどき[編集]
松浦南北の小説作品の一部[編集]
タイプB。エンペディアン松浦南北はハーメルンで小説・SSを書いているが、その多くの話が松浦本人の体験談・旅行行程をもとに、規約違反しないレベルにラブライブ等の脚色を加えたものであり、事実上小説というよりブログもどきに近いと思われる。
謎のもどき行政区画[編集]
平成大合併で多数生じた市もどき[編集]
タイプA。平成の大合併により、都市部とは到底言えないながらも、大規模に合併することにより人口の多い自治体となり、市に昇格。表っ面は見栄えが良くなったが、地域によっては役場が消滅した街地が衰退する弊害が生じている。
政令市もどき[編集]
タイプA。相模原市は大合併で郊外部取り込みに成功し、都市部通勤者の居住人口が多いだけで、政令指定都市に昇格したが、商業面では町田に従属している謎の政令市である。あと、堺市、川崎市、さいたま市も、大阪市か東京都のベッドタウンで構成されており、一つの大都市とは言い難い。
政令市にない区もどき[編集]
タイプA。政令指定都市でない姫路市の郊外や上越市の平成大合併で組み込まれた地域に行政区じゃない区がある。
地方自治体でない村もどき[編集]
タイプA。稚内市、佐賀市や平戸市には、「村」が付く大字名がある。
地方自治体でない町もどき[編集]
タイプA。姫路市(郊外の一部)、高砂市、加古川市、三木市(都心部以外)、明石市(都心部以外)、神戸市(西区・北区)、西宮市北部などに、「○○町△△」という大字名が多い。これらは合併前の旧町村名を残す形で従来から存在し、2005年以降は地方自治法202条の4の規定による地域自治区の名称として存在するもので、地方自治体では無いものの、地元では裏市町村名として定着している。
脚注[編集]
- 注
- 出典
- ↑ ミック博士の昭和プロレス研究室 ジョー・プルート2023年9月2日閲覧。
- ↑ brycespeed (2021年10月5日). “虹ヶ咲学園、実は高校ではない!?”. note. 2023年9月6日確認。
- ↑ CNN.co.jp オーストラリア最古のミクロ国家、コロナ禍で消滅2023年9月3日閲覧。
エンペディア大賞 - 6位 | |
この記事は「Rest:第0回エンペディア大賞」 「王道記事部門」にて6位を獲得しました。 |
エンペディア大賞 - 金賞 | |
この記事は「Rest:第1回令和五年エンペディア大賞」 「エンペディア性部門」にて金賞を獲得しました。 |