笑点

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

やるかジジイ

 - 三遊亭楽太郎/円楽(6代目)

Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが笑点の項目をおカタく解説しています。

笑点(しょうてん)とは、1966年から日曜夕方に放送されている日本テレビ系列[注 1]の演芸番組。

概要[編集]

笑点は放送時一般開場しており、これは2012年の笑点の開場公告と笑点のロゴ。

大喜利(おおぎり)が有名だが、前段で漫才等[注 2]の演芸が入ることが多い。

ちなみに2016年から、春風亭昇太メインにレギュラメンバー一人で大喜利をする、笑点が始まる5分前の派生番組『もう笑点』を関東ローカルで放送している。

歴史[編集]

笑点開始当時の桂歌丸。最も長く笑点に出演していた功績を讃えられて後に「永世名誉司会」の称号を受け取った。

1965年開始の『金曜夜席』が前身。1966年、立川談志を司会として40分番組としてスタート。番組名は当時のベストセラー小説氷点をもじったもので、焦点由来でない。
放送当時はオープニングも無かった状態だった。1967年、座布団運びを三舛家勝松から石井伊吉に交代した。勝松は一年にも満たずに交代した、幻の最短座布団運びである。

1968年桂歌丸三遊亭小圓遊の席を変更して、1969年に歌丸らメンバーに林家木久蔵らメンバーを足し、4対4の対抗戦としてオープニングを込んで新たにスタート。年末には談志が降板して前田武彦に変わった。
オープニングテーマは「笑点音頭」だが、いつの間にか歌詞の存在が忘れられ、現在もインスツルメンタルとしては著名である。

1970年6月、4対4対抗戦制を廃止して、木久蔵ほか三遊亭円楽を含み新たなメンバーでスタート。オープニングも変わり、現在のBGMに変わった。1971年、武彦は降板し三波伸介に変更。座布団運びも松崎真に変わった上に、女優で武彦の同僚でもある小野千春が笑点のアシスタントとして20代で出演した。

オープニングが度々変わりながら1977年三遊亭圓窓と圓楽が卒業する。圓楽に代わって初めて、後に40年程出演するレギュラーメンバーの一人である三遊亭楽太郎(6代円楽)を起用、圓窓に代わって三遊亭好楽が起用された。

1979年、小圓遊が急死[注 3]したため古今亭朝次が代わりに起用される。さらに1982年、司会の伸介が急死したため、後に20年以上にもわたって司会を務める圓楽が5年ぶりに復帰して司会に就任した。さらに好楽が同年10月に卒業したため、代わりに三遊亭小遊三を起用した。

1984年に座布団運びの松崎が降板し、「ちびっこ大喜利」出身の山田隆夫を起用した。さらに1988年、朝次が卒業して4年ぶりに好楽が復帰した。

1996年4月より、現在の30分番組となる。

2002年頃、圓楽と木久扇のボケの努力により、笑点が最盛期を迎え、なんでか知らんが木久扇の珍回答が増えてくる。下記では「〇〇が怖いんです」と言うお題の珍回答+圓楽の即答を紹介する。

(木久扇) 桂歌丸師匠が怖いんです。
(圓楽) どうして?
(木久扇) あまりにも生きてるとは思えないんです
(圓楽) 山田くん、二枚あげなさいw
(歌丸) おい!
(圓楽) 主観と客観の相違でね。主観はそうだよ。でもね、客観すると本当に、木久ちゃんの言う通りなんだよ。

木久扇はこのように、歌丸と楽太郎らと壮絶なバトルを繰り返して笑点の最盛期を築いていったのだが、2006年に圓楽が降板してなんと歌丸が司会になった。春風亭昇太が補充され、長期欠場中だった林家こん平が卒業して、代理の林家たい平が正式に加わった。

2009年に圓楽が急死して楽太郎が円楽の6代目を襲名し、2011年3月11日東日本大震災では休むことなく笑点を続けた。2016年、歌丸が司会を降板して、最も長く笑点に出演し続けた人物として「終身名誉司会」なる称号を与えられた。同時に春風亭昇太が司会になり、林家三平が補充された。

2018年、歌丸が急死したが2023年現在も「永世名誉司会」の称号でオープニングで続いている。2021年末に三平が卒業して桂宮治が加入。2022年半ば6代円楽が逝去して、翌年初めに春風亭一之輔が加入した。

2024年3月末放送分で55年余りレギュラーの林家木久扇が勇退。翌月より立川晴の輔が加入して、現在に至る。

レギュラーメンバーの変革[編集]

左から順に。司会は太文字。座布団運びは除く。

席順が変わるなどの微調整も含む。

1966年(放送開始時)[編集]

立川談志
  1. 三遊亭金遊(後の三遊亭小圓遊
  2. 林家こん平
  3. 三遊亭圓楽
  4. 春風亭梅橋
  5. 桂歌丸

1968年[編集]

立川談志
  1. 桂歌丸
  2. 林家こん平
  3. 三遊亭圓楽
  4. 春風亭梅橋
  5. 三遊亭小圓遊

1969年4月[編集]

立川談志
  1. 三舛家勝二
  2. 柳家さん吉
  3. 三遊亭好生
  4. 春風亭栄橋
  5. 柳家かゑる

1969年11月(司会変更)[編集]

前田武彦
  1. 三舛家勝二
  2. 柳家さん吉
  3. 三遊亭好生
  4. 春風亭栄橋
  5. 柳家かゑる

1969年11月(システム・メンバー変更)[編集]

前田武彦

[編集]

  1. 三笑亭夢八
  2. 林家木久蔵
  3. 三舛家勝二
  4. 三遊亭小圓遊
  5. 三遊亭圓歌

[編集]

  1. 三遊亭金翁
  2. 桂歌丸
  3. 柳家小きん
  4. 柳家さん吉
  5. 三遊亭笑遊

1970年6月[編集]

前田武彦
  1. 桂歌丸
  2. 林家木久蔵
  3. 三遊亭圓窓
  4. 三遊亭圓楽
  5. 柳家小きん
  6. 三遊亭小圓遊

1970年12月[編集]

三波伸介
  1. 桂歌丸
  2. 林家木久蔵
  3. 三遊亭圓窓
  4. 三遊亭圓楽
  5. 柳家小きん
  6. 三遊亭小圓遊

1972年7月[編集]

三波伸介
  1. 桂歌丸
  2. 林家木久蔵
  3. 三遊亭圓窓
  4. 三遊亭圓楽
  5. 林家こん平
  6. 三遊亭小圓遊

1977年8月[編集]

三波伸介
  1. 桂歌丸
  2. 林家木久蔵
  3. 三遊亭楽太郎
  4. 三笑亭夢之助
  5. 林家こん平
  6. 三遊亭小圓遊

1978年?[編集]

三波伸介
  1. 桂歌丸
  2. 林家こん平
  3. 三遊亭楽太郎
  4. 三笑亭夢之助
  5. 林家木久蔵
  6. 三遊亭小圓遊

1979年[編集]

三波伸介
  1. 桂歌丸
  2. 林家こん平
  3. 三遊亭楽太郎
  4. 林家九蔵
  5. 林家木久蔵
  6. 三遊亭小圓遊

2016年5月[編集]

春風亭昇太
  1. 三遊亭小遊三
  2. 三遊亭好楽
  3. 林家木久扇
  4. 林家三平
  5. 三遊亭円楽
  6. 林家たい平

2022年1月[編集]

春風亭昇太
  1. 三遊亭小遊三
  2. 三遊亭円楽
  3. 林家たい平
  4. 林家木久扇
  5. 三遊亭好楽
  6. 桂宮治

2023年1月[編集]

春風亭昇太
  1. 三遊亭小遊三
  2. 春風亭一之輔
  3. 林家たい平
  4. 林家木久扇
  5. 三遊亭好楽
  6. 桂宮治

2024年4月(現行)[編集]

春風亭昇太
  1. 三遊亭小遊三
  2. 春風亭一之輔
  3. 林家たい平
  4. 立川晴の輔
  5. 三遊亭好楽
  6. 桂宮治

この節は執筆の途中です この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!

座布団没収対象[編集]

この節は執筆の途中です この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!

歌丸司会時代[編集]

  • 歌丸の悪口(ジジイ、ハゲ、ご臨終ほか)
  • オカマネタ
  • 花火のモノマネ
  • 延々と歌を歌う・時代劇のモノマネ
  • 次の司会は俺のものだ
  • 明らかな下ネタ

昇太司会時代[編集]

  • 昇太の悪口(結婚できない、背が小さい、子煩悩ネタ、結婚後の離婚ネタほか)
  • 何かあったのか劇場
  • いやんばかん
  • 次の司会は俺のものだ・司会をやめる
  • 明らかな下ネタ

関連項目[編集]

[編集]

  1. クロスネットのテレビ大分テレビ宮崎は遅れネット。
  2. 落語が入ることは少ない(ex.2023年4月23日)また、落語協会落語芸術協会の真打昇進披露が前段で行われることがある。
  3. 解答者では初めて現役中に逝去。