中国
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中国(ちゅうごく)もしくは中華(ちゅうか)とは、主に漢民族の支配する地域を指す。また、中華人民共和国および中華民国の略称、又は日本の中国地方の略称としても使われる。
概要[編集]
古典的には、黄河文明の中心である中原とよばれる地域を指した。現在の河南省を中心とする地域である。近代まで、そして近代以降も拡張し続けているが、唐代までに中心となる地域は確定され、以後清代まであまり変わることなく人口の変遷を続けた。ただし、中原に都を置いたのは北宋が最後であり、以降は長江下流の南京や杭州、内モンゴルとの境界に近い北京に都が置かれている。
しかし、アヘン戦争や19世紀の人口爆発、太平天国の乱による土地荒廃などにより、一部の中国人は華僑として日本を含む東・東南アジアや、内モンゴル・満洲などに移住した。
清が滅び、中華民国が建国された後も、五族協和として、モンゴルの独立を除き、領土の大きな変更を行わなかった。中華人民共和国となった現在も、雲南・内モンゴル・チベット・ウイグルに大規模な進出を行い、中国の定義する範囲は徐々に広がりつつある。無論、それが先住民族との軋轢を生み、度々紛争が起きているのは言うまでもないが。
海外の反応[編集]
- 「中華民国」は「中華人民共和国」と同一視される事が多いらしく、区別できるようにするために「中華民国」は「台湾」、「Republic of China」も「Republic of Taiwan」と名称を改めた方が良いとする意見がある[1]。