三条天皇
ナビゲーションに移動
検索に移動
三条天皇(さんじょうてんのう 976年(天延4年1月3日) - 1017年(寛仁元年5月9日))は第67代天皇[1]。
概要[編集]
諱は、居貞[読 1][2]。冷泉天皇の第二皇子で、藤原兼家の娘、超子[読 2]を母とする[2]。978年(天元元年)に親王宣下を受け、986年(寛和2年)に元服し立太子した[1]。
天皇に即位したのは1011年10月[注 1]、36歳の時である。藤原道長ら周囲の要望を担っての即位であった[2]。しかし、天皇は重い眼病を患うとともに、栄華を極めていた藤原道長との確執が次第に悪化していく。その結果、三条天皇は退位に追い込まれる[注 2]。自分の子である敦明[読 3]親王への譲位を望んだが道長の権勢に逆らえず、一条天皇の子である敦成[読 4]親王に1016年2月(長和5年)に譲位した[2][1]。
脚注[編集]
読み方[編集]
注釈[編集]
出典等[編集]
参考・引用等[編集]
- 尾崎克之 栗原加奈夫 岡林秀明 常井宏平 『完全保存版 天皇125代』2128、宝島社〈別冊宝島〉、2014年2月23日、1st。ISBN 978-4-8002-2156-8。
- 笠原秀彦 『歴代天皇総覧 皇位はどう継承されたか』1617、中央公論社〈中公新書〉、2013年5月10日、27th。ISBN 4-12-101617-3。
歴代の天皇陛下の一覧 |