元正天皇
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元正天皇(げんしょうてんのう 680年〔孝元天皇7年〕 - 748年〔天平20年4月21日〕)は第44代天皇[1]。
概要[編集]
草壁皇子と文武天皇が病弱で若年で無くなったため、元明天皇に続いて女性天皇として即位する。草壁皇子と安閉皇女(後の元明天皇)の間に生まれた[2]。715年(霊亀元年)に元明天皇から位を譲られて即位した。政権の実力者であった藤原不比等らによって大宝律令を改定した養老律令の編集を完了させる[3][2]。しかし、養老律令の施行は様々な理由もあり延期された[3]。また、養老4年5月に日本書紀が完成する。
724年、甥の首皇子[読 1](当時皇太子、聖武天皇)に譲位した[3]。748年(天平20年)に崩御し奈保山西陵[読 2](奈良市奈良坂町)に葬られた。
終生独身を貫いた美貌の女帝とも伝えられる[4]。
脚注[編集]
読み方[編集]
注釈[編集]
出典等[編集]
参考・引用等[編集]
- 尾崎克之 栗原加奈夫 岡林秀明 常井宏平 『完全保存版 天皇125代』2128、宝島社〈別冊宝島〉、2014年2月23日、1st。ISBN 978-4-8002-2156-8。
- 笠原秀彦 『歴代天皇総覧 皇位はどう継承されたか』1617、中央公論社〈中公新書〉、2013年5月10日、27th。ISBN 4-12-101617-3。
- 不二龍彦 『完全版歴代天皇FILE』 学習研究社、2009年6月2日、初版第1刷。ISBN 978-4-05-404154-7。
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