孝安天皇
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孝安天皇(こうあんてんのう BC427年(孝昭天皇49年) - BC291年(孝安天皇102年1月9日))は第6代天皇[1]。
概要[編集]
いわゆる欠史八代の天皇の一人。日本書紀によれば137歳、古事記によれば123歳で崩御しており、在位期間も102年である。さすがに、記録に残っている限り女性の最長寿者でも122歳なので日本書紀の137歳は無理がある年齢である。
しかも日本足彦国押人尊(やまとたらしひこくにおしひとのみこと)名前が具体性に乏しい抽象的な名であることが実在性に疑問を持たせる一因となっている[1]。
少なくとも記紀は天皇の勅命によって作られた正史である以上、市井の歴史好きが編集したわけでは無く、当代きっての俊英官僚が編纂していると考えるのが妥当で有り、事実で無いとしたらなぜこれ程不自然な記述が残るのか?また、孝安天皇が存在していなかった、もしくは、皇位に空白期間であったといった事態があったとしたら、もう少しましな嘘はつけなかったのか?という疑問が残る。
脚注[編集]
参考・引用等[編集]
- 尾崎克之 栗原加奈夫 岡林秀明 常井宏平 『完全保存版 天皇125代』2128、宝島社〈別冊宝島〉、2014年2月23日、1st。ISBN 978-4-8002-2156-8。
- 笠原秀彦 『歴代天皇総覧 皇位はどう継承されたか』1617、中央公論社〈中公新書〉、2013年5月10日、27th。ISBN 4-12-101617-3。
- 竹田恒泰 『現代語古事記 ポケット版』 学研プラス、2016年6月28日 発行、1st。ISBN 978-4-05-406454-6。
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